<心理>
未来創生文化部
中央こども女性相談センター
主任主事
平成27年度入庁
「中央こども女性相談センター」で児童心理司として18歳未満の子どもの相談業務や心理判定業務を行っています。どんな相談にも対応をする機関であるため、相談内容も様々です。このほか、センターでは療育手帳の判定業務も行っています。最近は、虐待事案への対応も増加しており、子どもたちの心理的ケアの重要性を感じています。
相談の始まり方はケースにより様々です。相談内容も多岐に渡るため、すぐに答えが出るものでもなく、何が正解か分からないこともあり、苦しいときもあります。そういったときは、関係機関と協力したり、結束力が強い職場内でお互いに相談し合ったりして乗り越えて行くことができていると感じています。その中で、子どもたちの成長を間近で感じられたり、保護者が子どもへ接することが少しでも楽に思えてきたと感じたときにはこちらも嬉しくなり、やりがいを感じるところです。
心理職は専門職ですが、県職員の場合、幅広い分野で仕事をすることができます。もちろん仕事内容や目標の違いに戸惑うことや悩むこともありますが、様々な角度から心理職の在り方を考えることができ、新しい気づきを得る機会が多くあります。幅広い分野で仕事をしたいと思う人にはぜひ県職員になっていただきたいと思います。