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水産【水産振興課 主任主事】

<水産>

農林水産部
水産振興課
主任主事

平成30年度入庁

Q1.どのような仕事をしていますか?

 私が主に担当している業務は、水産資源の管理、栽培漁業の推進及び藻類養殖業の振興です。鳴門わかめやスジアオノリなど本県の誇る藻類養殖業では、近年、海域の貧栄養化による成長不振や品質低下などが大きな問題となっています。その対策として、現場実装を目指している独自の施肥技術について、漁業者の皆様から課題や改善点などの情報収集を行い、水産研究課にフィードバックしています。

 また、漁業者の自主的な資源管理の取組の実施確認やヒラメ、クルマエビなど重要魚種の計画的な種苗生産・放流などの業務を担当しています。

Q2.どういったところにやりがいや魅力を感じていますか?

 本県は、瀬戸内海、紀伊水道、太平洋と3つの異なる海に面し、底びき網、刺網、延縄、魚類養殖など様々な漁業が営まれており、漁獲される魚種も豊富です。業務の中で、色々な魚や漁業に触れられることは、水産職を目指す方にとって、大きな魅力の一つだと思います。

 水産職の業務は、担い手育成、水産物流通、漁協指導、漁業調整、試験研究など多岐にわたります。幅広い業務を経験する中で、徳島の水産業を様々な面から知ることができる上、漁業者はもちろん漁業関係者以外の方とも新たな出会いが得られ、視野の拡大にも繋がります。
 

Q3.徳島県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 徳島県は豊かな水産物に恵まれていますが、環境の変化が及ぼす悪影響、担い手の不足や高齢化など、多くの課題が発生しています。難しい業務に苦労することもありますが、真摯に取り組めば、その分自分自身の成長に繋がる上、一つの仕事をやり遂げたときに得られる喜びもひとしおです。徳島の水産業の課題解決に一緒に取り組む熱い気持ちを持った仲間をお待ちしています。