<司書>
徳島県立図書館企画振興担当
係長
平成15年度採用
県立図書館で「協力業務」と呼ばれる仕事を担当しています。徳島県では、地元の図書館で他の図書館の本を取り寄せること(協力貸出・県内相互貸借)ができます。そのための予約貸出のシステム管理や協力車の運行、届ける荷物の準備を行っています。
司書は、県立学校で学校司書として勤務することもあります。学校図書館は、その運営を一人で担い、生徒一人ひとりとじっくり向き合い、本人にあった本や情報を提供する職場です。
図書館では、本や知りたい情報がうまく見つけられない時、相談(レファレンス)を受けています。これは、県立図書館だけでなく、県内の市町村図書館でも同じですが、すべての相談の回答ができるわけではありません。
そんな時に調査の一部を県立図書館がお手伝いしたり、回答になる本を貸出したりする事があります。これも協力業務なのですが、地元の図書館と連携して利用者にサービスが提供できる事はこの仕事の大きな魅力です。
図書館では、本の貸出や閲覧、情報提供を通じて、より多くの利用者が、楽しい時間を持てたり、ふと困ったときに拠り所となる情報入手したりするお手伝いをしています。これにはどれだけ大きな図書館でも単独でできるサービスには限界があり、協力業務は重要です。
県内の図書館をつなぐ本や情報・人のネットワーク(とくしまネットワーク図書館システム)をつくり、より多くの方の生活に寄り添ったサービスを提供する仕事、一緒にやってみませんか?