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令和7年9月定例会

正・副議長 定例記者会見(令和7年10月7日)

配布資料

1 議長会活動について(須見議長)

 それでは、私のほうからご報告をさせていただきます。

 まず、「議長会活動」についてであります。去る7月25日、「四国4県議会正副議長会議」の要望事項について、内閣府・国土交通省等の4府省庁を訪問し、「南海トラフ地震やインフラ老朽化などに対応する『国土強靭化』のさらなる推進に向けた予算および財源の確保」や、「死亡事故が発生した『徳島自動車道』などの暫定2車線区間の早期4車線化の実現」など、四国4県の抱える切実な課題に対し要望してまいりました。

 また、9月4日には、同会議の要望事項から、「四国への新幹線導入」について「医師確保対策の充実・強化」について、国土交通省、厚生労働省及び財務省を訪問するとともに、県選出の国会議員に対しましても要望してまいりました。
その他、7月から8月にかけて、「全国都道府県議会議長会定例総会」ほか、2件のブロック会議等に出席しまして、国への要望活動の決定や各県の取組などについて、意見交換を行いました。

 今後とも、議長会活動を通じ、本県をはじめ、地方の声を積極的に発信してまいりたいと考えております。

2 今定例会を振り返って(須見議長)

 次に、今定例会を振り返りまして、報告させていただきます。
本日閉会日に、「インバウンド誘客の拡大を図る『韓国国際線利用促進事業』」、「不登校児童生徒の教育環境の充実を図る『とくしま学びの多様化学校』施設整備事業」、「医療・介護提供体制の確保を図る『中山間地域の訪問介護事業者支援』に関する事業」などの補正予算を可決し、「総額約63億円」の9月補正予算を成立させたところであります。

 また、代表質問・一般質問においては、議員各位より「南海トラフ地震」や「林野火災」などの自然災害に対する危機管理対策、「中小河川の治水対策」や「高規格道路の整備」等の社会資本の整備の促進、「不登校対策」や「高校魅力化」等の教育施策の推進、「新ホール」や「アリーナ」の整備など、県政各般にわたる諸課題について、活発な議論が展開されたところであります。

 私からの報告は以上であります。
 

3 発表(1)議場における防災用ヘルメットの設置について(大塚副議長)

 次に、私のほうから2点発表させていただきます。

 第1点目は、「議場における『防災用ヘルメット』の設置について」であります。

 資料1をご覧ください。

 県議会では、令和3年に「徳島県議会業務継続計画(議会BCP)」を策定したり、災害対応訓練を実施するなど、平時から大規模災害発生に備え、取り組んできたところです。

 お気づきになられた方もおられるかもしれませんが、本日から新たに、議場内の傍聴席や記者席、議員席、理事者席に「防災用ヘルメット」を設置いたしました。

今後も安心して傍聴していただける環境づくりに取り組むとともに、傍聴者の方々への周知にしっかりと努めてまいります。

4 発表(2)県民と県議会議員の意見交換会の開催について(大塚副議長)

 次に、2点目は、「県民と県議会議員の意見交換会の開催」についてであります。

 資料2をご覧ください。

 県民と議員が県政に関する身近なテーマについて、直接意見を交わすことにより、地域の課題を把握し、今後の政策形成に生かすとともに、県民の議会への理解や関心を高め、開かれた議会を推進することを目的として、意見交換会を開催いたします。

 今年度、議員提案による政策条例として、「徳島県振り込め詐欺等の被害の防止に関する条例」の改正を検討していることもあり、「特殊詐欺等の被害防止に向けて」をテーマとし、地域で被害防止の啓発活動に携わっている方々や、消費者教育に関心のある大学生と意見交換を行う予定としております。

 県民の皆様が日頃感じていることなど、忌憚のないご意見をいただき、今年度の政策条例への検討や今後の特殊詐欺等の被害防止につながる施策などに生かしていけたらと考えております。

 以上でございます。どうかよろしくお願いいたします。

5 質疑応答

(NHK記者)

 はい、ありがとうございます。

 まず幹事者のNHKから質問させていただきます。

 こちら資料1、配布していただいているように、議会に今日からヘルメットを設置されるかと思うんですけど、どういったきっかけで今日から設置ということになったんでしょうか?
(事務局)

 先ほど、副議長の発表の中にもあったんですけれども、議会の中でですね、避難訓練等してますので、そういった時に、複数の議員さんからも声がありまして。是非、傍聴者の方も多数おいでてくださってますので、そうした方に安心してご覧いただきたいね、というお声がありましたことから、導入に至りました。
(NHK記者)

 ありがとうございます。

(朝日新聞)

 同じく、幹事者の朝日新聞です。防災用ヘルメットの関連なんですが、近隣の県での導入例とかってあるんでしょうか?

(大塚副議長)

 はい。本県議会事務局の調査によりますと、令和6年5月の時点で議場に防災用ヘルメットを設置している都道府県議会は19議会あったと聞いております。
(須見議長)

 近県で言いましたら、四国では香川・高知。また、中国地方では鳥取・広島。近畿では滋賀・京都・奈良・和歌山となっております。参考までに。

(朝日新聞)

 もう1点、資料2のほうのですね、意見交換会なんですが、これは定期的に開催されているものなんでしょうか?
(大塚副議長)

 この意見交換会は、県民の皆様と議員が県政に関する身近なテーマについて直接意見を交わすことにより、地域の課題を把握し、今後の政策形成に生かすとともに、県民の議会への理解や関心を高め、開かれた議会を推進するため、令和5年度から実施しております。令和5年度、それから令和6年度も開かれております。
(朝日新聞)

 1回ですかね?
(事務局)

 はい。
(須見議長)

 令和5年度のテーマが「安心して子どもを産み育てるために」と、令和6年度のテーマが「持続可能な観光地域づくりの促進について」ということで開催をしております。
(朝日新聞)

 出席者の方、今回の場合、防犯協会の方ですとか、県内大学生とありますが、議員さん以外には何人ぐらいが出席されるんでしょうか?
(事務局)

 10人ぐらいです。
(朝日新聞)

 議員さんは何人ぐらい?
(事務局)

 一昨年とか昨年度とかは、まあ、15人から20人ぐらい来られてます。
(朝日新聞)

 以上です。


(朝日新聞)

 次に、各社から...
(徳島新聞)

 徳島新聞です。議会の答弁に関する質問なんですけれども、本議会で代表質問一般質問でですね、議員さんが知事に対して答弁を求めたのに対して、部長から繰り返し答弁が続いている場面があったかと思うんですけども、それの理由を、たった今ぶら下がり取材で知事に聞いてきたところ、それはもう議会のほうに聞くべき話だと。これまでの慣習だったりとか議会との取り決めで、そういう風になってると説明があったんですけども、このあたりちょっと詳しく教えていただければ・・・
(須見議長)

 もう1回ちょっと。質問の意味がよくわからない。
(徳島新聞)

 議会の答弁に関してですね。
(須見議長)

 議会の答弁・・・知事とか部局が答弁する答弁に関してってこと?
(徳島新聞)

 答弁者に誰が立つかと言うことに関して
(須見議長)

 答弁者に誰が立つか。
(徳島新聞)

 理事者と議会との間で何かそういう取り決めがあるのかということを...
(事務局)

 お答えさせていただきます。代表・一般質問の答弁者にどなたが立つかは、基本的に理事者のご判断ということになります。
(徳島新聞)

 議会としてはそういう慣習だとか取り決めはない。
(事務局)

 そういった申し合わせとかそんなものはない。
(徳島新聞)

 ない。

(朝日新聞)

 ほか、よろしいでしょうか。
(須見議長)

 はい、お世話になりました。ありがとうございました。お疲れ様でございます。