本日、徳島県議会第99代議長に選任されました徳島選挙区選出の須見一仁でございます。
加速する少子高齢化への対応、南海トラフ地震をはじめとする大規模災害への備え、物価高騰に対する経済対策など、これから10年、20年先を見据えた、持続可能な徳島の実現に道筋をつけるこの重要な時に、多くの議員の皆様方のご推挙によりまして選任いただいたことは、誠に身に余る光栄であります。その使命と職責の重大さを痛感いたしているところであります。
また、私事ではございますが、平成26年の選挙で初当選し、県議会議員としての道を歩み始めて10年という節目を迎えました。この10年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の流行、20年ぶりの知事交代など、様々なことがございました。
こうした中、私は「夢・安心・活力がいっぱいの徳島」の実現に向け、政治はどのような役割を果たすべきかを考え、県民目線で様々な課題に取り組んでまいりました。
今後は、こうした議員活動に加え、二元代表制の一翼を担う県議会の議長として、県民の皆様の負託に応えられるよう、議会各会派のご協力をいただきながら、公正かつ円滑な議会運営に努め、万里一空の精神で誠心誠意力を尽くしてまいりますので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
私からは以上です。
本日、徳島県議会第110代副議長に選任されました阿波選挙区選出の大塚明廣でございます。
誠に身に余る光栄であり、副議長という職務の重要性と職責の重さに身の引き締まる思いがいたしております。
本県においては、医療関係をはじめ多岐にわたる業態での人材確保対策、また、脱炭素社会の実現に向けた取組など様々な課題が山積しており、これらの課題解決に向けて全力で取り組まなければならないと考えております。
微力ではございますが、徳島の発展と県民福祉の向上のため須見議長を補佐し、円滑で公平・公正な議会運営に誠心誠意努めてまいりたいと考えておりますので、ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
(時事通信社)
ありがとうございました。このたびは、就任誠におめでとうございます。
では、幹事社から何点か質問させていただきます。
まず1点目、来年度からの議会についてなんですけれども、具体的にはどのような議論を期待されているのか、どのような問題を優先的に議論して欲しいのか、そういったお考えがあれば是非お聞かせください。
(須見議長)
はい。現在徳島県においては、様々な課題が山積しておると思います。
その中で順位付けをするということではなく、その時その時でしっかりと議会・委員会等で議論していただけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(大塚副議長)
私の方からは、医師会の方ですね。県の医師会の副会長として、10年間ぐらいやってきたんですが、特に徳島県というのは歩かない県といいますか、生活習慣病が非常に多い県でございまして。本当にそれを、医師会の時も頑張ってきたんですけども、なかなか動かないということで、克服は非常に難しいところがあります。
できるだけ、健康を維持するためにですね、動いて、そして、生活習慣病が克服できるような点においても、是非頑張っていろいろやっていきたいと思っております。
(時事通信社)
ありがとうございます。
(時事通信社)
あともう1点なんですけれども、それぞれ座右の銘とかがあれば、是非教えていただきたくて。
(須見議長)
はい。先ほども申しましたが「万里一空」ということで、1つの事をしっかりと集中してやって、成し遂げていくという言葉でございます。
どうぞよろしくお願いします。
(大塚副議長)
私は、何事をやるにしても「誠心誠意」というのを、1つの座右の銘としていつもやっております。
(時事通信社)
ありがとうございます。
(時事通信社)
では、各社何か質問のある方いらっしゃいますでしょうか。
(四国放送)
はい。四国放送です。
今日報告のある、最近の県議会でちょっと振り返りますと、やはりマスコミの注目は新ホール整備についてというのが、やっぱり議論の中で注目されてますけれども、今回設計費の予算が可決されて、県議会としてはゴーサインといいますか。その中で、どうしても市議会の方がなかなか進まないっていう現状なんですけれども、そういう現状に対して県議会の中でも不満を持ってらっしゃる方も当然いると思うんですけれども。
前も前の議長にも聞いたんですけれども、今後、市議会と県議会で例えば「もっとこうやっていこうよ」とか「歩み寄っていこうよ」っていうようなことっていうのを、県民としては結構期待してるんですけども、その辺はいかがなんでしょうか。
(須見議長)
県議会、市議会とそれぞれでありまして、そこで議論を重ねあってみたいなことはそれぞれね、市議会は市議会で答えを出しますし、県議会は県議会で答えを出していくと思うので。そこら辺は情報交換等は、県、市それぞれがやってるので、それを待ってるような形になってると思いますので、特段今どうこうっていう動きはないように思っています。
(大塚副議長)
私の方からはですね、市議会の方々と直接あんまり今まで話す機会がなかったわけですけども。やはり、市議会の方々もこういった理由でっていうことを直接お聞きしたり、そういう中で何がいわゆる県議会の大多数の方の考えと、市議会の方の考えとの差異かですね。できたら私直接お会いしてですね、ちょっとお話聞いてみたいなという気があります。
いつも1つだけ思うんですけれども、全員賛成でってことはなかなかいろんなことで難しいと思うんです。
今まで徳島県でいろんな事業を計画しても、一部の反対ということがあったりして、結局その事業が成し得てないんですね。やはり反対があった場合に、なかなかそれを超えて話し合いに行ったりとか、直接こうアクティブななんちゅうか接触とか、そういうのはなかったような気がするんで、できるだけそういうところも1つの方法策としてですね、入っていって肌を突き合わせてとか実際に議論し合って、じゃあその解決する方法はないかということにも取り組んでいけたらと。私、須見議長といろいろご相談しながらですけど、していきたいと思っております。
(四国放送)
ありがとうございます。
(時事通信社)
はい。他、質問のある方はいらっしゃいますか。
(徳島新聞)
すいません。徳島新聞です。このたびはおめでとうございます。
(須見議長・大塚副議長)
ありがとうございます。
(徳島新聞)
須見議長に1つ質問なんですけど、「万里一空」1つの事に集中して取り組むということですが、例えば誰かの影響を受けて聞いたとか、どんなきっかけでそういったことを聞かれたのでしょうか。
(須見議長)
宮本武蔵の五輪書の中に書かれている言葉でありまして、それを昔からいい言葉だなぁというふうに、思ってまいった次第でありまして、今回披露する機会があったんで言ったまででございます。
(徳島新聞)
ありがとうございます。
(時事通信社)
他はいかがですか。……大丈夫そう。
(徳島新聞)
すいません。1つ、お二方に。
もう1つ、やっぱり議長副議長様ということで、取組とかは議会改革だと思うんですが、どんなことに取り組みたい、あるいはご関心のあることございますでしょうか。
(須見議長)
そうですね。僕は副議長の時にもありましたけど、私自身が子育て世代でありまして、託児所のサービスについては県議会でもしてるところでありまして、まだまだ利用が少ないところではございますが、そこら辺しっかりと周知いたしまして、より多くの皆様方に利用していただきたいかなと思って。そこら辺は、しっかりと取り組んでいけたらなと思っております。
(徳島新聞)
ありがとうございます。
(大塚副議長)
いろんな委員会の中で、いろんな問題点があって、そのいろんな会派の方とも話はするんです。
ただ、ある1つの問題をその委員会で取り上げたときにですね、どうしても話の意見の交換はあるんですけども、なかなかそれを超えて、もう少しこう突き詰めてっていうことがなかなかね、できないことがあるんです。だから、やはり県民の方々が非常に必要とされることについてはね、委員会だけでなくって、それを終えた後とかなどで十分に話し合って。具体的にじゃあそれを実現する方法が何かないかということを探り出していけたらと思ってます。
(徳島新聞)
ありがとうございます。
(時事通信社)
他は大丈夫でしょうか。
では、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
(須見議長)
はい、ありがとうございました。お世話になりました。
(大塚副議長)
お世話になりました。