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平成30年6月定例会

正・副議長 定例記者会見(平成30年7月5日)

6月定例記者会見
配布資料

1 議長会活動について(重清議長)

はじめに,私から,議長会活動について報告をさせていただきます。
去る5月15日に,東京都において,全国都道府県議会議長会役員会が開催され,副議長が出席いたしました。

 また5月21日には,四国4県議会正副議長会議が香川県で開催され,私と副議長が出席いたしました。

会議では,四国4県に共通する切実な課題について,
活発に意見交換が行われ,

・参議院選挙における合区の解消について
・四国地方の高速交通ネットワークの整備推進について
・震災対策関係施策の充実・強化について

など計12項目を,国に提出する要望事項として決定いたしました。

 また,6月4日には,財政基盤強化対策県議会議長協議会第1回総会が,東京都で開催され,

 強化対策県の税財源確保と社会資本の整備促進に関する要望事項を決定し,国や関係機関に対し,善処方を要請いたしております。

 今後も,これらの議長会活動等を通し,本県議会の思いを,積極的に発信してまいりたいと考えております。

2 今定例会を振り返って(重清議長)

次に,今定例会を振り返りまして,御報告させていただきます。

 今定例会におきましても,代表質問・一般質問において,議員各位が熱心に論議され,県施策の新たな展開を導き出しております。

 まず,地方創生の推進に関しては,
・子育ての負担軽減などの少子化対策
・消費者庁の徳島移転への取組みなど

 防災・減災対策に関しては,
・大阪府北部地震を踏まえた取組みや
・消防団の充実強化など

社会資本整備に関しては,
・治水・利水などの水問題や
・高速道路ネットワークの整備など

 また,入試制度・県立高校のあり方などの教育施策のほか,
農林水産施策,医療・福祉施策,観光誘客戦略,文化・スポーツの振興など,
数々の提言がなされ,県の取組みを推し進めたところであります。

 また,今定例会においては,本日,閉会日に,意見書1本を可決いたしました。
旧優生保護法下で不妊手術が強制された問題について,

優生手術に関する実態調査及び救済措置を含めた早期解決を求める意見書を国へ提出することといたしております。

3 発表(1)「とくしま藍推進月間」に係る情報発信ついて(岩丸副議長)

次に,私のほうから,3点発表させていただきます。

 第1点目は,とくしま藍推進月間にかかる情報発信についてであります。

 資料1をご覧ください。

 今月7月は,議員提案条例のとくしま藍の日及び徳島県の色を定める条例で定められた,とくしま藍推進月間となっております。
この月間における,県議会の取組について,2点ほど御紹介いたします。

 まず,藍作品の展示についてであります。

 これは,昨年度に引き続き2回目となるもので,四国大学と県議会との包括連携協定に基づく事業として,
6月定例会開会日である6月18日から,とくしま藍推進月間最終日の7月31日まで,議事堂1階ホールにおいて行っているものであります。

学生さんによる藍染め作品や,四国大学生活科学部の有内 准教授による藍染めファッションの提案のほか,
名西高校芸術科の生徒さんによる藍の漢字の書道作品を展示しており,ホールを彩る数々の藍作品に,
来庁者の皆様から好評を得ているところであります。この機会に,是非お越しいただけたらと思います。

 次に,藍関係文献コーナー設置についてであります。

 今年度,新たに議会図書室において,藍関係の文献コーナーを設置し,阿波藍の歴史や藍染めの技術,藍関連の作品など
藍について深く知ることができるようになっておりますので,ホールの展示をご覧になった後は,図書室にも是非お立ち寄りください。

 また,県議会では,とくしま藍推進月間中の,藍染ウェア等の着用推進はもとより,推進月間にかかわらず,
年間を通じ,スカーフや名刺入れ等の藍製品を積極的に身につけ,委員会及び県内外の視察など,あらゆる機会を通じて,

自らが広報マンとなり,全国にとくしまの藍の魅力を発信してまいりたいと考えております。

 これらの取組により,県民の皆様方はもとより,全国各地に,
本県の伝統文化である藍に対する関心や理解を深めていただければと考えております。

4 発表(2)「大学との連携協定事業の実施」について(岩丸副議長)

次に,第2点目は,大学との連携協定事業の実施についてであります。

 資料2をご覧ください。

 県議会では,平成22年に徳島文理大学と,平成24年には四国大学と包括連携協定を締結し,様々な連携事業を行っているところです。

 まず,徳島文理大学との連携事業につきましては,去る5月17日に議場見学及び議会の概要説明を実施し,
参加された総合政策学部の学生55名に対し,県議会への関心を高めるとともに理解の促進を図りました。

 また,今月12日には,総合政策学部の学生に対し,岩佐 義弘議員が講演を行うとともに,昨年度に引き続き,
議会インターンシップを実施,さらに,総合政策学部の教員による講演や,調査レポートへの寄稿のほか,
本会議の傍聴や委員会の視聴,議員と学生との意見交換会も実施することとしております。

 次に,四国大学との連携事業についてでございますが,資料の裏面をごらんください。

 先にご説明した藍作品の展示を含む,テーマを設定したパネル展を,年4回,各定例会中に実施いたします。

 次に,今月9日には,議員と学生との意見交換会として,今春から本格始動し,日本一を目指す,
四国大学女子7人制ラグビー部,愛称セブン・イーグレッツのメンバーと,交流を行います。

 また,継続事業として議会インターンシップの実施,10月24日には,経営情報学部の学生に対し,
元木 章生議員が講演を行うとともに,12月には,毎年恒例の書道パフォーマンスも実施するなど,

今後とも,包括連携協定事業の充実に努めまして,
魅力ある地域づくりや地域における人材の育成に,より一層取り組んでまいりたいと考えております。

5 発表(3)「中学生県議会体験会の実施」について(岩丸副議長)

第3点目は,夏休み中学生県議会体験会の実施についてであります。

 資料3をご覧ください。

 本件につきましては,7月27日の開催日が近づいてまいりましたので,改めて御案内をさせていただきます。

 この体験会は,選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け,近い将来,有権者となる中学生の皆さんに,
議会活動について学び,我々議員と触れ合うことで,政治に対する興味を深め,主権者としての意識を育んでいただくとともに
対話や討論を通じて,自ら課題を見つけて解決する力を育むことを目的として実施しているもので,参加者からは毎回好評をいただいております。今回は,
・災害から地域を守ろう
・かしこい消費者になろう
・とくしまの藍を世界にアピールしよう
・地域の魅力を再発見・再発信しよう

の4項目について,35名の中学生の皆さんと議員が意見交換を行う予定としています。

 いずれのテーマも身近でありながら本県にとって大変重要な課題であり,
中学生ならではの率直な意見が我々議員にもよい刺激になるのではと,とても楽しみにしております。

 当日は,一般の方々にも開放しておりますので,多くの県民の皆様方,また,マスコミの方々にも,
是非とも,ご覧いただきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。

 私からは,以上でございます。

6 質疑応答

(記者)

  それでは,質問をお願いします。

(記者)

  ご質問なければこれで終わらせていただきます。

  ありがとうございました。

(重清議長、岩丸副議長)

  ありがとうございました。