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正副議長 就任記者会見

正・副議長就任記者会見(令和6年3月11日)

就任記者会見

1.元木議長就任あいさつ

 本日、徳島県議会第98代議長に選任されました三好第二選挙区の元木章生でございます。

 本県にとりまして、加速化する少子高齢化への対応、大規模自然災害への備え、こどもまんなか社会の実現など、これから50年、100年先を見据えた持続可能な徳島の実現に道筋をつけるこの重要な時に、多くの議員の皆様方のご推挙により選任いただいたことは、誠に身に余る光栄でありまして、その使命と職責の重大さを痛感しておるところでございます。

 今後は、二元代表制の一翼を担う県議会の議長として、県民の皆様の負託に応えられるよう、議会各会派のご協力をいただきながら、公正かつ円滑な議会運営に誠心誠意努め、県民福祉の向上と県政の発展に向け、尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 また、去る6日の会長・幹事長会において、議会改革検討会議が1年をかけて検討してきた今任期における「議会改革行動計画第4期」が決定したところでありますが、今後は、効率的な議会運営や開かれた県議会の実現に向け、この計画に盛り込まれた、誰もが政治参加しやすい環境づくりや、議会DXのさらなる推進を重点とした取組を全力で推進し、県民の皆様の期待と信頼に応えてまいる所存であります。

 どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 私からは以上です。
 

2.山西副議長就任あいさつ

 本日、徳島県議会第109代副議長に選任されました名西選挙区選出の山西国朗でございます。

 誠に身に余る光栄であり、副議長という職務の重要性と職責の重さに身の引き締まる思いがいたしております。

 本県における人口減少、少子高齢化対策、頻発する大規模災害への備えや経済雇用対策など、さまざまな課題が山積しており、これらの課題解決に向けて、全力で取り組まなければならないと考えております。

 微力でございますが、徳島の発展と県民福祉の向上のため、元木議長を補佐し、円滑で公平公正な議会運営に誠心誠意、努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いを申し上げます。

 私からは以上でございます。
 

3.質疑応答

(時事通信社)

 ありがとうございました。では、質問させていただきます。今回、2月定例会を終えまして、どのような議論ができたと考えられていますか。

 それぞれお願いいたします。

(元木議長)

 今議会につきましては、先ほどの(就任あいさつの)中でもお伝えいたしましたとおり、人口減少対策への対応をはじめといたしまして、近年の物価高による経済の疲弊に対する対応策、そしてまた、環境問題、グリーン社会の推進への対応、タブレットの課題等もありましたけれども、教育問題や健康づくり、福祉、介護、医療の充実等様々なテーマについて議論がなされたと考えております。

 以上でございます。

(山西副議長)

 先ほど元木議長が、おっしゃいましたけれども、今議会もですね、本会議の代表質問、一般質問、各委員会において、様々な観点、角度から議論がなされました。その中で、県政に対して、議会の立場で推進すべき事項、あるいは再考すべき事項、様々な活発な議論がなされたと思っています。議会としての意見をしっかりと申し上げながら、県政に対して、様々な意見を申し上げることができたのではないかと考えております。

(時事通信社)

 では、他に質問ある人はお願いいたします。

(NHK)

 この度は、どうも就任おめでとうございます。

 では、元木議長から教えていただきたいんですが、あいさつの中でも、経済、教育、介護の人手不足などで尽力していきたいという抱負があったんですけれども、議長の中で、徳島のために、特に注力していきたいというのがあれば、教えていただけますでしょうか。

(元木議長)

 はい、本会議のほうでも申し上げたとおりでございますけれども、とりわけ近年、人口減少、高齢化が進んでおりまして、県内経済も、物価高や国際情勢の影響も受けまして、かなりダメージを受けておる分野もございます。そういうところにしっかりと支援の手を差し伸べながら、本県の経済再生を加速化させていくべき時期に来ておると私は認識いたしておりまして、後藤田県政2年目ということで、様々な政策を前に進めていきたいと考えておるところでございます。

 そして加えまして、高齢化の進展も著しいわけでございますので、福祉の分野、医療や介護の充実についても、各地域における取組をしっかりとサポートして、人に優しい徳島県づくりを進めていきたいと考えておるところでございます。とりわけ、まちづくりにつきましては、今年度からまちづくりの特別委員会もできるということでございますけれども、中心市街地の活性化に向けた取組についても、いろんな議員のご意見、県民のご意見も賜りながら、事業が前に進んでいくように、県議会としてもしっかり努力をしていきたいと、心新たにしておるところでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上でございます。

(NHK)

 山西副議長からもお願いします。

(山西副議長)

 はい。副議長の立場で申しますと、議会の活発な議論を促していくということだと思っています。従いまして、もちろん議会の公平公正な運営、これは申し上げるまでもございませんけれども、議員の皆様方がしっかりと主張できる環境整備に努めてまいりたいと思います。

 以上です。

(NHK)

 ありがとうございます。

(四国放送)

 お二人にお聞きします。

 徳島県議会では、非常に丁寧な運営、本当、きめ細やかな運営をされててですね。今日も、議場で見てましたけれども、一方で、タブレットを導入して、ペーパーレスにしたり、DXっていうのは、結構今導入が進んでいると思うんですよね。今後、県議会の中で、例えば、議会運営をスピード化させるために、そういうものを取り入れようかっていうようなお考えはございますか。

(元木議長)

 はい。県議会のDX化については、数年前から、全国に先駆けて取組を進めておるわけでございまして、議会の効率化にはつながっておるのかなと感じています。全国的にも、オンライン委員会ですとか、そういった取組が進んでいるようでございますので、こういったことについても、また、検討もさせていただきながら、これまで以上に効果的な、議会運営につなげていきたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。

(四国放送)

 山西副議長。

(山西副議長)

 先ほど議長もおっしゃいましたので、私が特段、申し上げるべきではないですが、先般、議会改革の検討会議でも、活発な議論をいただいておりまして、我々の任期中に、議会改革を何をやるのかというのを取りまとめていただきました。その中でも、先ほど議長がおっしゃいましたように、オンライン委員会を積極的に進めていこうということで、今定例会で条例も改正をして準備をしているところでございまして、ぜひ来年度しっかりと運用、実際にできるように、これから更なる準備に努めていきたいなと思っています。ただ、タブレット導入しまして、今までだったら書類だけでもかなり重たい書類でありましたけれども、今はタブレット一台でできておりますし、議員の皆さんそれぞれが、タブレットの効果をもう随分実感していることだろうと思いますので、議長ともしっかりとご相談申し上げながら、議会の中で、さらに効率化を進めれないかどうか、議論を進めていきたいなと思っています。

(徳島新聞)

 就任おめでとうございます。

(元木議長、山西副議長)

 ありがとうございます。

(徳島新聞)

 お二人にお伺いしたいんですけども、議員、政治家として大事にしていることと、そういったことを踏まえて、議会運営のほうに反映していきたいと考えているか教えてください。

(元木議長)

 はい。私、元々県の職員も勤めておりまして、県議会議員を志した一つのきっかけというのは、地域の方々の声を、幅広い分野において、県政の発展につなげて、地域の方に恩返しをしたいというような思いがございまして、県議会議員に立候補させていただいたところでございます。その気持ちは今も続いておりまして、これまで以上に、広く県民の方からご意見をいただいて、少しでも県民福祉の向上に資するような、政策の実現につなげていきたいと考えておるところでございます。これから、議長の立場として、しっかりと、各議員の意見も吸収しながら、一つの政策としてまとめ上げていく努力を積み重ねていき、これまで議会改革の様々な積み重ねもございましたので、これも前に進めていきたいと考えておるところでございます。

 以上です。

(山西副議長)

 私はですね、実は25歳の被選挙権を得た年に県議会議員の選挙に挑戦をいたしました。で、その時漠然と思ったのは、その時の私の感覚ですけれども、政治に携わっている方が、年齢も高くて、ちょっと若い人の声が十分届いていないんではないかという問題意識が私の中で(有り、それが)、政治を志したスタートでした。25歳の時の県議会の選挙は、見事に落選をしたわけでありますけれども、26歳になった時に、石井町の町議会議員の選挙に当選をさせていただいて、そして、1期勤めさせていただいて、29歳の時に改めて、県議会の選挙に挑戦をし、初当選をさせていただきました。私の原点は、将来を担う若い方々の声を政治に届けたいという思いでありました。そういう思いから、平成28年、県議になった翌年ですけれども、この時から県内の大学で、政治学の授業のお手伝いをさせていただきながら、実際に、学生さんと触れ合える時間を自分なりに求め、大切にしてきました。学生さんからは様々な声を頂いております。私にとって、議会活動、政治活動の原点は、次の時代を担う若い方々の声をいかに拾うか、そしてそれを議会を通じて、政治の中で、実現、具現化していけるかどうかということが私の使命だと思っておりますので、これからも若者と政治をつなぐ、そういった活動を展開していけたらなと思っています。

 以上です。ありがとうございます。

(時事通信社)

 他に質問のある人はいらっしゃいますでしょうか。

(時事通信社)

 では、これで会見終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

(元木議長、山西副議長)

 ありがとうございました。