1 こどもまんなか応援サポーター宣言について(岡田議長・須見副議長)
2 議長会活動について(岡田議長)
3 今定例会を振り返って(岡田議長)
4 発表(1)「徳島県議会高校生フォトコンテスト」について(須見副議長)
5 発表(2)大学との包括連携協定事業について(須見副議長)
6 発表(3)県民と議員の意見交換会開催について(須見副議長)
(岡田議長)
それでは、まず、私のほうからご報告をさせていただきます。
「こどもまんなか応援サポーター宣言」についてであります。
去る8月18日、私が後藤田知事とともに、就任いたしました「こどもまんなか応援サポーター」について、この度、徳島県議会の全議員がこどもまんなか社会実現に向け、「こどもまんなか応援サポーター」に就任することといたしましたので、改めて、ここに宣言をいたします。
(須見副議長)
こどもの意見に耳を傾けながら、
すべてのこどもたちが、
未来に夢や希望を持って
のびのびと成長できる社会を実現するため、
(岡田議長)
「こどもまんなか応援サポーター」に就任いたします。よろしくお願いいたします。
県議会として、議員一人ひとりがこどもまんなか社会の実現を目指し、取組を進めるとともに、こどもまんなかの輪が広がるよう努めてまいります。
また、県民の皆様にも広げてまいりたいと思いますので、どうぞ皆様よろしくお願いいたします。
次に、「議長会活動について」であります。
まず、8月3日に、本県において開催いたしました、四国4県議会正副議長会議におきまして、四国への新幹線導入、人口減少対策の推進など、8項目の要望事項を決定し、9月11日に4県合同で国に対し要請を行ったところであります。
そのほか、7月から8月にかけまして、全国都道府県議会議長会定例総会ほか、近畿ブロック、中国・四国ブロックの会議に出席し、国への要望活動の決定や各県の取組などについて、意見交換を行いました。
今後とも、これらの議長会議活動を通じ、本県はじめ地方の声を積極的に発信してまいりたいと考えております。
次に、今定例会を振り返りまして、報告させていただきます。
9月14日の定例会開会日には、新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行に備えるため、予防接種関連事業費として約1億5,000万円の補正予算を先議いたしました。
加えて、本日、閉会日には燃油高騰対策、観光振興等、さらには学校施設、医療拠点の機能強化などの補正予算を可決し、総額約171億円の9月補正予算を成立させたところであります。
県民の皆様の不安を払拭し、社会経済活動の回復・飛躍を実感できるものとするため、可能な限りの対応を図ってまいります。
次に、代表質問・一般質問においても、議員各位が熱心に論議され、懸案となっております新ホール整備について、県民アンケートの結果やこれまでの経緯等見直しに係る活発な論議がなされました。
さらに、「徳島新未来創生政策集」の実現に向けたプラットフォームの活用や次年度当初予算の財源確保策と重要政策の具現化に向けた方策など、今まさに必要とされる重要課題の解決に向けた、積極的な論議を行いました。
さらには、農林水産業振興、社会資本整備促進、観光振興、こどもまんなか社会推進など、県政の重要課題に対する数々の提言がなされたところであります。
一方、11月定例会において案を示すとされました案件も複数ありましたので、執行部において十分な検討を行い、県民及び議会に丁寧な説明を行っていただきたいと思います。
引き続き、前向きな検討と結果が早期に出せるよう、経緯をしっかりと見てまいります。
また、本日、「地域医療を担う医師の確保対策の充実を求める意見書」ほか2件の意見書を可決し、皆様の健康と安全な生活を維持するための意見書を国へ提出することといたしております。
その他、議会改革検討会議におきましては、今年度中の取りまとめに向け、鋭意協議を進めております。
旧姓使用を認める要綱の運用開始、ハラスメント相談窓口の本日設置、また、後ほど副議長のほうから説明をいたしますが、県民と議員との意見交換会の開催など、実現可能なものから順次、取組をスタートさせてまいります。
私の報告は以上であります。
次に、私のほうから3点発表させていただきます。
第1点目は、「徳島県議会高校生フォトコンテスト」についてであります。
資料1をご覧ください。
この度、岡田議長の発案によりまして、県内高校生を対象に、政治や徳島県議会への関心を高めるとともに、徳島の魅力発信に資するため、「みんなに伝えたい徳島の魅力」をテーマとした、フォトコンテストを実施することといたしました。
高校生の皆さんの若い感性による、徳島の魅力あふれる作品をお待ちしておりますので、ぜひ応募してください。
(岡田議長)
お願いします。
(須見副議長)
応募方法について、詳しくは、徳島県議会ホームページをご覧ください。
第2点目に、「大学との包括連携協定事業」についてであります。
資料2をご覧ください。
四国大学との包括連携協定事業として、11月17日に「県議会議員と学生との意見交換会」を実施する予定であります。この事業は、議員と学生が本県の課題についてともに考え、議論を交わすことにより課題解決につながるとともに、互いの交流を図ることを目的として行うものであります。
四国大学からは、陸上部の学生の皆様が参加する予定となっております。活発な意見交換が行われますことを期待しております。
第3点目に、「県民と議員の意見交換会の開催」についてであります。
資料3をご覧ください。
こちらは、本年度の議会改革検討会議において、新たに取り組むこととしたものであり、県民の皆さんと議員が、県政に関する身近なテーマについて直接意見を交わすことにより、議会への理解や関心を高めてもらうことを目的として、意見交換会を開催いたします。
今年度、議員提案による政策条例として、「徳島県こども未来応援条例」を検討していることから、「安心してこどもを産み育てるために」をテーマとし、子育て中の方や、将来、保育に関わる予定の学生さんと意見交換を行う予定としております。県民の皆さんが日頃感じていることなど、忌憚ないご意見を頂き、今後の政策条例の検討やこども政策の審議などに生かしていけたらなと考えております。
以上でございます。
(日本経済新聞社)
ありがとうございます。
ありきたりな質問からいきますが、改めて、正副議長お二人に、9月定例会が、終わりました。それを受けての感想といいますか、思いみたいなものを簡潔に改めてお伺いできればと思います。
(岡田議長)
9月定例会、いろいろ議論がされまして、先ほども報告のほうで説明させていただいたとおり、様々な県の課題解決に向けて、いよいよ審議が深まっていこうかなっていうところでありますし、今回、先ほども説明させていただきましたが、11月議会のほうで、先送りで結論を出すのは、さらに11月のほうで審議を深めてというようなことになっておりますので、県議会といたしましても、その経緯を見守りながら、そして是々非々の立場を取っていきたいなというふうには思っております。
(日本経済新聞社)
はい、それは例えば文化ホールですとか、アリーナなどの問題についてということですかね。
(岡田議長)
はい。
(須見副議長)
そうですね。議長と同じく、県民の皆様が一番関心のあるホールやアリーナに関しましては、11月に詳しく県の案が出てくるということで、いよいよそこから議論が始まっていくのかな。そういうことで、議会としても、議長とともに皆さんの活発な意見交換等々を見守っていくような姿勢で、いよいよ始まったのかなという感じを受けております。
(日本経済新聞社)
あと、もう一つお伺いします。今の流れで、ちょっとこれは的確な質問かどうか分かりませんが、後藤田知事が就任されて今回2回目の定例会という格好になります。ただ、前回、6月は就任された直後、骨格予算への肉付けというのが中心でした。まだ、なかなか本格的な論戦といいますか、後藤田知事の本格的な意志といいますか、考え方が明確になって出てきたのはこの9月の議会だと思われます。そこで、伺いたいのは、これまで続いていた飯泉さんの知事時代、20年続いてきたわけで、そこから変わって、後藤田さんが本格的に考えを述べられる議会だったわけですけれども、何か議会を通じて変化みたいなものを感じることは、おありになりましたでしょうか。議論の進め方ですとか、その他やり取りに関して、いかがでしょうか。
(岡田議長)
はい。私が議員になった時は、飯泉県政でしたので、飯泉県政でスタートして、後藤田知事に変わられるまで16年間、飯泉県政のやり方でやってまいりました。そして、この5月から後藤田知事の新しいやり方でっていうことですので、後藤田知事の新しい視点を持って、また行動力を持って、それぞれ議論を進められておりますが、先ほどから申していますように、まだ、後藤田知事のほうも、失礼かと思いますが、その表現する方法を探り探りといった……。後藤田カラーを出すべく、方向付けて、議会運営をされているのかなというふうに、また、議会の答弁に向けてされているのかなというふうには感じます。まず、先ほどから言ってますように、11月議会で本格的に、後藤田知事の考え方も、そしてまた新しいやり方っていうのもはっきりと示されて、また見えてきて、私たちのほうとしては、それをどのように受けて議論を深めていくのか、そしてまた県民目線に立って進めていくのかっていうことがスタートするように感じております。
(日本経済新聞社)
いかがでしょうか。
(須見副議長)
そうですね。今まで長い間ずっと一人の知事がしてきたんで。新しい知事に変わって、新しい事柄がそれぞれこう動いていっているなというような感じを受け止めています。
ただ、それが結果、結論として出るのはまだ先なのかなというような感じに受けとめています。
(日本経済新聞社)
ありがとうございます。
各社さん、いかがでしょうか?
(徳島新聞社)
はい。3番目に説明いただきました、県民と県議会議員の意見交換会の開催についてなのですが、今後は定期的に開催されるという方向になるでしょうか?
(岡田議長)
はい、今まで大学生とか高校生とか(を対象に)、県議会といたしまして開かれた県議会ということで、直接県民の皆さんと意見交換をするという場を設けさせていただいておりますが、今回はまたそれを一つ広げていって、様々な県民の皆様からのご意見を頂ける場を、広げていきたいと思っております。今年の対象となった方たちと同じで進めるのかどうかっていうのは、また議会のほうで話を深めていく必要はあると思いますけども、少なくとも、今までにお話をする機会がなかった分野の方たちにも、様々な声があることは存じあげておりますので、皆様と触れ合いながら、お話をする機会を広げていけるように、議会のほうとしてはさらに広がりを持って、意見交換ができるような進め方をしていきたいなと思っております。また、議会におきまして、皆さんの意見を聞きながら進めていくことでございますので、私としては、そういうふうにいろんなご意見を聞ける機会を広げていきたいなと思っております。
(日本経済新聞社)
もう一つ追加で、先ほどの資料の一番上のフォトコンテスト、先ほどの案件の説明で、岡田議長の発案ですとありました。そこはどんな思いで。
(岡田議長)
はい。フォトコンテストにつきましては、実は、四国4県の議長会でお話が出まして、それで香川県さんと高知県さんはもう既にされておりました。そして、徳島県としても、若い世代の方たちが何に関心を持って、そしてSNSにどのような発信をしているのかっていうのを、私たちとしても知る機会を設けたいなと思い、そしてまた他の県の皆さんたちもされているということで、できたら四国4県で、将来的には、フォトコンテストができればいいなと思っておりますが、まだ一つ愛媛県さんなどまだ参加されてはないんですけども、その場所でもその話はさせてもらったんです。やはり若い世代の皆さんたち、携帯が普及してきた(時代の)学生の皆さんたちが、そして、また、18歳から成人年齢が引き下がりましたので、その当事者の子どもたちが、じゃあ何を感じ、何に感動し、そして徳島県にどのような思いを持って暮らしているのか、そういうことを少しでもかいま見る機会ができればと思って、フォトコンテストという形でさせていただこうかと思って、この度、募集をさせていただいております。そして、それにあたりまして、若い世代の人たちが応募しやすいように、というのと、ペーパーレスの時代ですので、紙媒体の写真ではなく、できましたらデジタルで投稿していただいて、インスタグラムからもできるように、議会事務局の方が手はずを整えて待っておりますので、ぜひ、一人でも多くの方に参加していただいて、そして徳島の現状、そして未来、そして子どもたちが夢見る徳島について写真で語っていただけるような機会になればなと思っております。ぜひ、マスコミの皆様方も、応募要項いろいろ広めていただきまして、一人でも多くの高校生の方が応募していただけるようによろしくお願いしたいと思います。
(NHK)
すみません。今日はお疲れ様です。よろしくお願いします。先ほどと同じ質問になってしまうんですけど、このフォトコンテストですね。第一回ということで、テーマが「皆さんに伝えたい徳島の魅力」とあるんですけれども、例えばこちら側としてお伝えするとしたら、どういったものを撮影すればいいのかなっていう何かこう、特にそういったものございませんか。例えば、風景ですとか。
(岡田議長)
はい、高校生の子どもたちが、今の高校生の感性で何を伝えたいかっていうのは、示していただきたいというのを、私たちはそれを楽しみに期待しているところであります。私たちが考えると、今おっしゃっていただいたように、景色であったり、阿波踊りであったりとか、伝統文化であったりっていうふうに固定されてしまうんですけども、高校生の感性ですと徳島のどこに魅力を感じるのか、また、学校の生活の中でも多分楽しいことあるし、文化祭等々も行われていますが、そういう一面を切り取っても、ぜひ県民の皆さんに知らせていただきたいことであると思いますので、そして、応募してくださった写真につきましては、議会のホームページであったり、また機会を見つけて、その応募作品をそれぞれご紹介していける場所を設けていきたいなというふうに思っておりますので、少しでも本当に一枚でも多くの心に残ったものを応募していただきたいなというふうに思っております。
(NHK)
一応、テーマは身近なものですとか、自分たちが気づいたことを何でもいいから、写真撮影してもらって、応募していただきたいということで。
(岡田議長)
はい。
(NHK)
ありがとうございます。
(岡田議長)
ぜひ、若い皆様の感性を楽しみにしております。
(NHK)
皆さんよろしいでしょうか。
(日本経済新聞社)
それでは、ありがとうございました。
(岡田議長・須見副議長)
ありがとうございました。