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令和4年11月定例会

正・副議長 定例記者会見(令和4年12月15日)

正副議長定例記者会見
配布資料

1 議長会活動について(南議長)

 それでは,まず,議長会活動について報告をさせていただきます。

 去る10月25日に,広島県において全国都道府県議会議長会が開催されました。

 定例総会では,国民生活を守り地域経済の早期回復を実現する決議など,5項目の決議と,令和5年度政府予算編成に関する提言を決定し,関係方面に要望いたしたところであります。

 また,自治功労者の表彰があり,本県からは永年勤続功労議員として,在職20年以上の重清佳之議員,在職15年以上の喜多宏思議員,寺井正邇議員,達田良子議員,岩丸正史議員,黒﨑章議員,岡田理絵議員,元木章生議員,そして私の9名が表彰されております。

 そのほか,財政基盤強化対策県議会議長協議会等の総会が開催され,要望事項をそれぞれ決定し,国や関係機関に対し善処方を要望いたしております。

 今後とも,これらの議長会活動を通じ,本県はじめ地方の声を積極的に発信して参りたいと考えております。

2 徳島県内議会3団体合同での要望活動について(南議長)

 次に,徳島県内議会3団体合同での要望活動についてであります。

 徳島県議会,市議会議長会,町村議会議長会は,連携協定に基づき,去る11月21日,3団体合同で高規格道路ネットワークの整備促進,地方財政の充実・強化など4項目について,自由民主党本部及び関係省庁に出向き,要望活動を行って参りました。

 今後とも,本県が抱える様々な課題の解決に向け,3団体の連携のもと,しっかりと取り組んで参ります。

3 今定例会を振り返って(南議長)

 次に,今定例会を振り返りまして報告させていただきます。

 今定例会では,3年ぶりに小学生社会見学ツアーを実施し,本会議場に小学生の元気な声が響きわたり,我々議員も力づけられたところであります。

 11月28日の開会日には,迅速な事業実施により効果の早期発現を図るため,生活困窮者やその支援団体等を幅広く支援する新たな徳島県版セーフティネットの構築,中小・小規模事業者への本県ならではの給付金制度の創設など,約52億円の補正予算を先議いたしました。

 また,新型コロナの影響を受け,一部議事日程の変更を余儀なくされるなど,更なる第8波が身近に迫っていることを痛感したところであります。

 こうした中,代表質問,一般質問においても議員各位が熱心に論議され,公共事業における更なる物価高騰対策,新型コロナとインフルエンザの同時流行への備え,オロナミンC球場の改築,大阪・関西万博に向けた国内外への情報発信など,これまで以上に起こりうる課題を先取りし,県の取組みを推し進めたところであります。

 さらに,来年度の当初予算編成や国の経済対策への対応については,16か月予算,その第一弾として強力な経済雇用対策などの方針が示され,本日閉会日には,県民・事業者の皆様に事業効果を早期に発現すべく,さらなる補正予算を可決いたしたところであります。

 意見書については,今定例会において本日の閉会日に令和6年度以降の本州四国高速道路を含む全国共通料金制度の継続を求める意見書,次世代電力網の増強に関する意見書等,計7本の意見書を可決するなど,これまで以上に国に対し強く要請することといたしております。

 また,本日議員提案により全会一致で可決した徳島県議会の保有する個人情報の保護に関する条例については,令和3年5月,個人情報保護法が改正され地方公共団体を法の適用対象とする一方で,地方議会は議会の自立権に配慮し,国会や裁判所と同様,対象外となったため,新たに議会独自の条例を制定したものです。本条例の制定を機に,議会における行政サービスの安全性・信頼性を高め,個人情報取扱事務の適正かつ円滑な運営がなお一層推進されるものと考えております。

 最後に,ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州への公式訪問についてであります。

 来る12月17日から23日まで,酒池副知事を団長に城北高校民芸部や阿波踊り関係の皆様方とともに,徳島県公式訪問団としてドイツ・ニーダーザクセン州を訪問することといたしております。

 今回の訪問では,同州との友好交流提携15周年を記念する州主催の各行事への出席をはじめ,州議会を訪問し議長との面会や視察,独日協会主催のジャパンデーの会場等での阿波人形浄瑠璃や阿波おどり公演などを通じて友好の絆を深めるとともに,ポストコロナ新時代,2025年大阪・関西万博に向け,徳島の魅力をしっかりとアピールして参ります。

4 発表(1)徳島県議会表彰について(南議長)

 続きまして,2点発表させていただきます。

 1点目は,徳島県議会表彰の実施についてであります。お手元にご配布の資料1をご覧ください。

 この表彰制度は,スポーツ,芸術文化活動等においてその成績が顕著なものを表彰し,その努力と功績を称え励ますことにより徳島県の次代を担う人間性豊かな児童,生徒及び学生の健全育成を図ることを目的として,平成24年度に創設いたしました。

 徳島県内の学校に在籍する小学生から大学院生の方々のうち,スポーツ,学芸の各部門で全国規模以上の大会やコンクールにおいて最優秀の成績をおさめられた方を,各学校長等からの推薦に基づいて表彰しているものであります。

 今回は,令和4年1月から12月末までの間に最優秀の成績を挙げた方を対象としており,表彰式の日程等につきましては追って御連絡をいたしますので,よろしくお願いいたします。

 本県の子どもや若者が,この県議会表彰をきっかけとして徳島から全国へ,そして世界へと大きく羽ばたいていくことを期待するとともに,こうした取組みを通じまして子どもや若者が夢や希望を持ち,未来を創造することができる社会の実現に向け,なお一層の努力を傾注して参りたいと考えております。

5 発表(2)大学との連携協定事業の実施について(南議長)

 2点目は,大学との連携協定事業についてであります。資料2をご覧ください。

 昨日,毎年恒例の行事であります四国大学の学生による書道パフォーマンスを実施し,豪快かつ繊細な筆さばきと若さ溢れるはつらつとしたパフォーマンスを披露していただきました。

 また,来る12月20日に徳島文理大学との連携事業として議員と学生との意見交換会を実施する予定であります。

 この事業は,意見交換を通じて学生に議会や県政への関心を深めていただくとともに,互いの交流を図ることを目的として行うものであります。

 大学からは総合政策学部の学生9名程度,議会からは福山議員,原議員,増富議員の3名が参加し,意見交換を行う予定としております。

 今後とも,次代の徳島を担う大学生に対し県議会に対する理解や関心をより深めていただく取組みを進め,一層の開かれた議会を目指して参ります。

 以上でございます。

6 質疑応答

(記者)

 各社さん,ご質問があればお願いします。

(記者)

 発表以外のことを聞いても大丈夫ですか。

 本議会は,知事の去就に非常に注目が集まっていたんですけど、知事はそのことに一切言及されなかったことについて、なにか思いはありますでしょうか。

(南議長)

 他の方々が表明される中で、もし表明されるなら早めにしてほしいな、という気持ちはございます。

 色んな状況もあるのかなと思ったり、やはり本人が、しっかりと決めて行動していると思いますので、それは見守るしかないのかなと。

(記者)

 分かりました。

(記者)

 すいません,その関連で、飯泉知事は過去とかは11月議会で質問に答える形で去就を表明されていて、今回は与党議員から質問すらなかったっていうことですよね。だから、街中では議会って緊張関係に欠けてるんじゃないかとか、やはり県民が知りたいことを議員さんがはたして、一般質問・代表質問でやってるのかっていうちょっと批判じみたというか。

 過去は良くも悪くも、こういう質問に、議会がその姿勢をただしてそれに対して知事が表明するって形が続いていたと思うんですけど、今回はそういうかたちにならなかったということについては所見とかはないでしょうか。

(南議長)

 まぁある程度、事前に質問しようとしたとは思うんですよね。しようとはしたけど、どうも反応が悪かったから、たぶん質問しなかったのかなという風には思いますけど。それ以上には詳しいことは知らないので。

 まぁでも、選挙もあと4ヶ月切っている中で、表明されるなら早めにした方が、周りの方は動きやすいのかな、とは思いますけどね。

(記者)

 答えにくい質問に、ありがとうございました。

(記者)

 関連してなんですけども、質問しようとしたけれども反応が悪かったから。

 反応というのは、知事の反応っていうふうに。

(南議長)

 そういうことだと思います。何らかの質問をしたいっていうコンタクトはしたと思う中で、明確な答えみたいなものがなかっただろうという中で、まだ質問する時期でないっていうふうに質問される方が判断したのかなと思います。

 9月議会でも質問して、今回も空振りの質問で。逆に質問する人の立場っていうのもあるのかなというふうに思います。

(記者)

 それに関連してなんですけど、先ほど、早く表明していただいた方がっていうお話をされたんですけど、例えば議会として、知事に決定を呼びかけるようなことっていうのは、何か御検討されていらっしゃいますでしょうか。

(南議長)

 私は詳しいことは分からないですけど、嘉見会長あたりは少しは接触して、そういう反応を伺っているのかなというふうには思うんですけどね。

(記者)

 ありがとうございます。

(記者)

 皆さん、いかがでしょうか。

 それでは、特になさそうなので、どうもありがとうございました。

(南議長)

 ありがとうございました。