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徳島県議会高校生フォトコンテスト応募作品

令和4年6月定例会

正・副議長 定例記者会見(令和4年7月4日)

正副議長定例記者会見
配布資料

1 議長会活動について(南議長)

 それでは,私から,御報告させていただきます。

 まず,議長会活動についてであります。

 四国4県議会正副議長会については,去る5月25日,香川県において3年ぶりに対面開催され,本県からは,私と副議長が出席いたしました。

 会議では,四国4県に共通する課題について,意見交換が行われ,計10項目を国に提出する要望事項として決定いたしました。

 今後とも,議長会活動を通し,本県はじめ地方の声を積極的に発信して参りたいと考えております。

2 今定例会を振り返って(南議長)

 次に,今定例会を振り返りまして,報告させていただきます。

 皆様ご承知のとおり,長引くコロナ禍や,ウクライナ情勢の長期化を受け,原材料価格の高騰や世界的な供給制約など,県民生活や地域経済に,深刻な影響が及んでいるところであります。

 徳島県議会といたしましては,先の2月定例会閉会以降,5月18日に,臨時会を開会し,緊急的な対策の予算審議を行い,全会一致で可決したところであります。

 また,6月14日の6月定例会開会日には,早期の効果発現のため,強力な需要喚起策として「とくしまグルメ」プレミアムクーポン事業等を先議するとともに,さらに,本日,閉会日には,米価低迷と肥料価格高騰の同時一体的対策約7億円などが盛り込まれた補正予算を可決いたしました。

 これらを含む,総額約45億円の6月補正予算を今定例会において成立させるなど,県民や事業者の皆様の不安を払拭し,社会経済活動の回復を確かなものとするため,可能な限りの対応を行ってきたところであります。

 次に,代表質問・一般質問においても,議員各位が熱心に論議され、ワクチン接種や変異株等に備えた感染症対策をはじめ,アフターコロナを見据えた経済対策や5千人規模のアリーナ機能を備えた新武道館の整備,さらには大阪関西万博に向けた取組など,ポストコロナ新時代を切り拓く県施策の新たな展開を導き出しております。

 そのほか,防災減災対策,社会資本整備の推進,教育施策,農林水産施策,観光施策,など,県政の重要課題に対する数々の提言がなされ,県の取組を推し進めたところであります。

 結びになりますが,いよいよ7月23日から高校生最大のスポーツの祭典,全国高等学校総合体育大会が24年ぶりに,徳島県をはじめ四国で開催されます。

 徳島県実行委員会副会長の私も,開幕80日前となる5月4日に,SNSで開幕に向けたカウントダウンリレーのバトンをつながせていただきました。

 また,先日の文教厚生委員会において,大会の機運を醸成するため,理事者とともに議員も着用しておりましたが,7月28日の総合開会式においても,出席議員は,ジャパンブルーのインターハイポロシャツを着用することといたしております。

 全30競技,32日間にわたる熱戦において,高校生アスリートの皆様には,最高のパフォーマンスを発揮していただき,大会の成功に向けて,準備・運営に取り組まれた全ての高校生とともに,私たちに,躍動的で感動的なスポーツの素晴らしさを伝えていただけることを期待しています。

 私からの報告は以上でございます。

3 発表(1)「とくしま藍推進月間」にかかる情報発信について(井川副議長)

 次に,私のほうから3点発表させていただきます。

 第1点目は,「とくしま藍推進月間」にかかる情報発信についてであります。

 お手元の資料1をご覧ください。

 今月7月は,議員提案条例のとくしま藍の日及び徳島県の色を定める条例で定められた,とくしま藍推進月間となっております。

 この月間における,県議会の取組について,2点ほど御紹介いたします。

 まず,藍をテーマにしたパネルの展示についてであります。

 これは,四国大学と県議会との包括連携協定に基づく事業として,6月定例会開会日である6月14日から7月29日まで,議事堂1階ホールにおきまして,同大学の教育研究活動や取組についてのパネルを展示し,広く県民に周知するとともに,県民の藍に対する関心と理解を深めていただくものであります。

 次に,議会図書室において,藍関係の文献コーナーを設置し,阿波藍の歴史や藍染めの技術,藍関連の作品など,藍について深く知ることができる資料,文献を展示しているところであります。

 ホールでのパネル展示とあわせて,議会図書室 藍関係文献コーナーにも是非お立ち寄りください。

 また,推進月間にかかわらず,年間を通じ,積極的に藍染ウェアや藍染め製品を身につけ,委員会や県内外の視察など,あらゆる機会を通じて,我々議員自ら,全国にとくしまの藍の魅力を発信してまいりたいと考えております。

 本日,私もネクタイは藍染めをしております。

 こうした取組を通じ,県民の皆様はもとより全国各地で,本県が誇る優れた伝統文化であります阿波藍に対する関心や理解が深まって欲しいと考えております。

4 発表(2)大学との包括連携協定事業の実施について(井川副議長)

 次に,第2点目は,大学との包括連携協定事業の実施についてであります。

 お手元の資料2をご覧ください。

 県議会では,平成22年に徳島文理大学と,平成24年には四国大学と包括連携協定を締結し,開かれた県議会づくりの一環として,魅力ある地域づくりや地域における人材の育成に向け,様々な連携事業を行っているところであります。

 まず,今年度実施する徳島文理大学との連携事業でございますが,今月7月20日には,総合政策学部の学生に対し,岡田理絵議員が講演を行います。

 さらに,議会インターンシップの実施や,大学教員による講演,調査レポートへの寄稿のほか,議員と学生との意見交換会など,協定に基づく様々な連携事業を実施することとしております。

 次に,四国大学との連携事業についてでございますが,資料の裏面をご覧ください。

 先にご説明した藍をテーマにしたパネルの展示を含む,テーマを設定したパネル展を,年4回,各定例会中に実施いたします。

 次に,議員と学生との意見交換会として,リニューアルされた四国大学交流プラザにおいて,昨年度,大学の公認を受けて正式な運動部へ昇格した,eースポーツ部と交流を行います。

 さらに,議会インターンシップの実施や,経営情報学部の学生に対する議員による講演のほか,12月には,毎年恒例の書道パフォーマンスも実施いたします。

 今後とも,包括連携協定事業の充実に努めまして,魅力ある地域づくりや地域における人材の育成に,より一層取り組んでまいりたいと考えております。

5 発表(3)夏休み中学生県議会体験会の開催について

 第3点目は,夏休み中学生県議会体験会の開催についてであります。

 資料3をご覧ください。

 この体験会は,近い将来,有権者となる中学生の皆さんが,議会活動について学び,我々議員と交流することにより,政治に対する関心や,主権者意識を育んでいただくことを目的として,平成28年度から実施しているものであります。

 昨年度と一昨年度は,新型コロナウイルス感染防止のため,中止しておりましたが,3年ぶりに参加人数を絞った上で,8月5日(金)午後1時30分から午後3時までの開催を予定しております。

 平成28年から令和元年までは生徒35名程度,議員10名程度でありましたが,今回は生徒16名程度,議員6名程度ということで,行わせていただきます。

 具体的には,議事堂見学,議会活動紹介の後,テーマごとに,2つのグループに分かれ,生徒と議員が意見交換を行う予定としています。

 日頃の学校生活や体験を基に,中学生ならではの視点で,活発な議論が交わされることを楽しみにしております。

 当日は,マスコミをはじめ,一般の方々も傍聴していただけますので,ぜひ御覧いただきたいと考えております。

 私からは,以上でございます。

6 質疑応答

(記者)

 夏休みの中学生県議会体験会の中学生は,これは応募か何か,どこかの中学校とか,もう決まっているんでしょうか。

(事務局)

 今のところ,松茂中学校と瀬戸中学校にお願いしています。

(記者)

 確認ですが,特に何もないと思うんですけど,KDDIが通信障害があって,例えば議会の今日の開会に支障があったとか,何か連絡が付かなかったとかという問題は起こっていますでしょうか。特にないでしょうか。

(南議長)

 はい。

(記者)

 他はありませんか。ではこれで終わります。ありがとうございました。

(南議長,井川副議長)

 ありがとうございました。