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令和2年11月定例会

正・副議長 定例記者会見(令和2年12月18日)

正副議長定例記者会見

1.議長会活動について(寺井議長)

 はじめに,新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大に危機感が増している中,最前線で御尽力いただいている医療従事者はじめ,感染拡大防止に御協力いただいている関係者の皆様に心より感謝と敬意を表する次第であります。

 それでは,まず,議長会活動について報告をさせていただきます。

 全国都道府県議会議長会についてですが,去る10月20日,東京都において,各委員会が開催され,私も,国土交通委員会及び社会文教委員会に出席し,地方行政上の直面する諸課題について,活発に意見交換を行って参りました。

 また,定例総会において,地方税財源の充実確保及び新型コロナウイルス感染症対策などに関する4項目の決議とあわせて令和3年度政府予算編成に関する提言を決定し,去る11月10日に,社会文教委員会の代表として,萩生田文部科学大臣をはじめ,内閣府や厚生労働省など政府・与党に出向き,要請活動を行った次第であります。

 また,自治功労者の表彰があり,徳島県からは,永年勤続功労議員として,在職25年以上の杉本直樹議員,岡本富治議員,庄野昌彦議員の3名が表彰されております。

 そのほか,財政基盤強化対策県議会議長協議会等の総会が開催され,要望事項をそれぞれ決定し,国や関係機関に対し,善処方を要望いたしております。

 今後とも,これらの議長会活動を通し,本県議会の思いを積極的に発信して参りたいと考えております。

2.今定例会を振り返って(寺井議長)

 次に,今定例会における代表質問・一般質問についてですが,県政全般にわたる諸課題に対し,議員各位が熱心に議論され,県施策の新たな展開を導き出しております。

・新型コロナウイルスの感染防止対策をはじめ,

・新ホール整備をめぐる整備費の規模や交通アクセス対策についてなど,

 また,県政運営に関しては,

・総合戦略の見直しや

・デジタル社会の実現に向けた取組,

・国内外と連携した消費者政策の推進など

 地方創生,経済活性化策に関しては,

・アフターコロナを見据えた旧海部病院の活用や,

・JR四国等と連携した観光振興の取組,

・ニューノーマルに対応した新しい阿波おどりの開催,

・ワーケーションの推進など

 農林水産業施策に関しては,

・グローバル化対策や,

・高病原性鳥インフルエンザ対策など

 社会資本整備に関しては,

・阿南安芸自動車道をはじめとした道路整備の推進や,

・新たな海上交通の実証実験を踏まえた取組など

 また,GIGAスクール構想による学びの実現をはじめとした教育施策ほか,防災・減災対策,医療福祉施策,環境施策など,

数々の提言がなされ,県の取組を推し進めたところであります。

 また,今定例会においては,本日,閉会日に意見書2本を可決いたしました。

 国の教育施策における財政的支援を求める意見書並びに森林整備等林野関係事業の推進に関する意見書を可決し,国に対し,強く要請することといたしております。

3.書道パフォーマンスについて(寺井議長)

 続きまして,書道パフォーマンスについて,御報告いたします。

 昨日,毎年恒例の行事であります四国大学文学部書道文化学科の学生による書道パフォーマンスを実施いたしました。

 今回も,豪快かつ繊細な筆さばきと,若さ溢れる,はつらつとしたパフォーマンスを披露していただき,大変好評でありました。

 今年の漢字は,猛威をふるった「新型コロナウイルス」だけではなく、「新しい生活様式」や「新内閣誕生」など、いろいろな「新しい」があったことから「新」という字と、新型コロナウイルスとの「共存」、また、県と徳島市が「共に」協力して新ホールを整備することが決まったことなどから、この「共」という漢字が選ばれました。

 これらの2作品は,年内いっぱい,議会ホールに掲示しておりますので,ぜひ御覧いただきたいと思います。

 以上でございます。

4.質疑応答

 (記者)

 では,質疑などありましたら,よろしくお願いいたします。

 (記者)

 新ホール整備と新駅設置についてお伺いします。

 今議会で,県民が注目するようなお話が出てきましたけれども,ホール整備,新駅設置について,十分な議論が尽くされたというふうに考えられますか。

 (寺井議長)

 委員会で十分審議されたと思っています。

 (記者)

 他にありますでしょうか。

 なければ,これで終わらせていただきます。

 ありがとうございました。

 (寺井議長,岡田副議長)

 ありがとうございました。