サステナブル(持続可能な)ファッションとは、衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのこと。
身につけているTシャツひとつをとっても、コットン栽培時の水消費、化学肥料による土壌汚染、生産時の工場でのCO2排出、余った生地等の廃棄物など、原材料の調達、生地・衣服の製造、また工場から店舗、消費者への輸送から着終わったあとの廃棄まで、さまざまな段階で環境に影響を与えています。
安価な衣服が増加して大量生産・大量消費が拡大している昨今、その環境被害はとても大きくなっている上、「大量廃棄」も懸念されます。「ファッション」でも「エシカル消費」を意識し、「サステナブルファッション」に取り組みましょう!
環境にやさしい衣服を選ぶ
購入時には、デザインや価格だけでなく、素材や製造ルートも確認してみましょう。オーガニックコットンやリサイクル素材など、環境に配慮した素材、製造ルートを選ぶこと、また環境保全活動に取り組んでいるブランドを選ぶことで、「環境への負担」を減らし、「持続可能なファッション」に取り組むことができます。
廃棄する衣服を減らす
いま所有している一着をできるだけ長く着ることが「廃棄」を削減するためには重要です。普段から丁寧に着る、素材にあった洗濯方法を選ぶ、ほつれ等はリペアする等、たったそれだけで廃棄の削減になり、環境負荷が減らせます。リユースやリサイクルを積極的に活用することも良いでしょう。
令和4年10月24日(月)講演会&サステナブルファッションショー
JRホテルクレメント徳島で開催した「とくしまSDGsシンポジウム2022」において、一般社団法人unisteps共同代表、消費者庁サステナブルファッション・サポーターの鎌田安里紗さんによる「自分ごととして捉えよう、サステナブルファッション~サステナブルファッションで今知っておきたいこと~」と題した講演を実施しました。
また、県内でサステナブルファッションの普及に取り組む高校や大学、企業の皆様のご協力いただき、サステナブルファッションショーを実施するとともに、展示ブースを出展し、取組について紹介しました。
詳細はとくしまSDGsシンポジウム2022特設サイトからご覧ください。
この他、様々なイベントの機会を通じ、サステナブルファッション普及への啓発活動を実施しました。
・消費者まつり(令和4年5月28日(土)場所:ときわプラザ)
・徳島ビジネスチャレンジメッセ2022(令和4年10月13日(木)~15日(土)場所:アスティとくしま)
・エコプロ2022(令和4年12月7日(水)~9日(金)場所:東京ビッグサイト)
徳島県立那賀高等学校では「世界へ・未来へ~那賀から広がるエシカルループファッション」をテーマに、不要となった衣服を回収し、検品・分別・展示を行い、イベントで無料譲渡する活動「服活」を中心に、サステナブルファッションの推進に取り組んでいます。このような取組が評価され、このたび、第7回ACAP消費者志向活動表彰で選考委員奨励章を受賞しました。
日時:令和3年7月12日(月)13:00~15:30
開催方法:オンライン配信
主催:消費者庁新未来創造戦略本部、四国大学、環境省中国四国地方環境事務所四国事務所
後援:ローカルSDGs四国
詳細はこちらからご確認ください。
日時:令和3年12月9日(木)14:00 ~ 17:00
開催方法:オンライン配信
主催:消費者庁
後援:経済産業省、環境省、徳島県
詳細はこちらからご確認ください。
日時:令和4年3月10日(木)17:00 ~ 19:35
開催方法:オンライン配信
主催:消費者庁
後援:環境省、経済産業省、在日フランス大使館
詳細はこちらからご確認ください。
日時:令和5年6月20日(木)17:00 ~ 19:00(日本時間)
会場:イイノホール&カンファレンスセンター Room A
開催方法:リアルとオンラインのハイブリッド開催
主催:消費者庁
後援:環境省、経済産業省、駐日欧州連合代表部
詳細はこちらからご確認ください。
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とくしまエシカル消費推進プロジェクト
サステナブルファッションをはじめ、「エシカル消費」の普及推進にかかる徳島県の活動状況・予定の情報発信や、全国のエシカル消費に関する情報発信を行っています。