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特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況

【令和7年1月1日~7月31日時点の被害状況】※ 県警本部調べ

○合計 ※括弧内は、前年同期実績(前年比ではない)
・認知件数
特殊詐欺51件(52件)
SNS型投資・ロマンス詐欺58件(32件)

・被害額
特殊詐欺3億2,284万円 (1億1,316万円)
SNS型投資・ロマンス詐欺4億9,592万円(2億8,286万円)

○内訳 ※括弧内は前年同期比較
(1)オレオレ詐欺 22件(+17件)2億6,222万円(+2億3,470万円)

(2)預貯金詐欺 1件(+1件)、1,432万円(+1,432万円)

(3)架空料金請求詐欺 23件(▲8件)、3,055万円(▲3,702万円)

(4)還付金詐欺 0件(▲2件)、0万円(▲217万円)

(5)融資保証金詐欺 2件(±0件)、550万円(+519万円)

(6)金融商品詐欺 1件(▲1件)、0万円(▲155万円)

(7)ギャンブル詐欺 0件(▲1件)、0万円(▲195万円)

(8)交際あっせん詐欺 0件(±0件)、0万円(±0万円)

(9)その他 2件(▲7件)、1,025万円(▲185万円)

(10)キャッシュカード詐欺盗 0件(±0件)、0万円(±0万円)

(11)SNS型投資詐欺33件(+15件)、3億8,897万円、(+2億456万円)

(12)SNS型ロマンス詐欺(投資名目)16件(+8件)、6,913万円(+1,698万円)

(13)SNS型ロマンス詐欺(その他のロマンス等名目)9件(+3件)、3,782万円(▲848万円)

※被害状況の詳細は添付ファイルをご確認ください。

◎徳島県内で発生した特殊詐欺の事例につきましては、以下のページをご参照ください。

特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害状況(令和7年1月1日~7月31日時点)について|徳島県ホームページ

特殊詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺に注意!

 特殊詐欺やSNS 型投資・ロマンス詐欺の被害が増加し、本年7月末までの昨年の県内被害総額は約8億円と、極めて深刻な状況にあります。
 このため、県では、県警や市町村、関係機関・団体と連携し、「特殊詐欺、SNS 型投資・ロマンス詐欺被害防止」に向けて、県民総ぐるみで詐欺被害の撲滅に向けた取組を実施しています。

県民の方への呼びかけ

 犯人側は「+」から始まる国際電話番号を使って詐欺の電話をかけています。固定電話の場合は、国際電話不取扱受付センターに利用休止の申込みをすれば、発着信を無償で休止できます。携帯電話の場合は、キャリアの着信拒否サービスや電話着信規制アプリを利用することで発着信を規制することができます。

● 警察官等をかたり、逮捕を免れることを理由に金銭の振込や出金を指示したり、金塊を購入するよう求めて現金等をだましとる手口の詐欺が依然として発生しています。幅広い年代で被害が発生しており、自動音声ガイダンスを利用した電話が複数確認されています。警察官を名乗る者から電話で捜査対象となっていると言われた場合は詐欺を疑い、一旦電話を切って、警察相談専用電話(♯9110)に相談してください。

● 金融機関の職員や警察官が暗証番号を聞いたり、自宅にキャッシュカードを受け取りに行くことはありません。電話で「口座」「キャッシュカード」「お金」の話が出たら詐欺を疑ってください。

● SNSでの副業紹介による詐欺被害が増加しています。簡単に高額報酬が得られるなどとうたった副業紹介は詐欺を疑ってください。SNSでの副業紹介は詐欺の可能性が高く、初期に少額の報酬を得られる場合もありますが、これは信用させるための手口です。初期費用やサポート料名目にお金をだまし取られる被害が多くなっています。

● SNSで知り合った相手がすぐにLINEなどの通話アプリでのやり取りを希望し、交信を重ねる中で関係を深めて信用させ、投資金や出金手数料名目でお金をだまし取る手口が複数発生しています。直接会ったことのない相手からのお金の話は詐欺を疑ってください。

● SNSから始まる投資話による詐欺被害が増加しています。初期に少額の利益を出金できる場合がありますがこれは信用させるための手口です。取引を開始する前に、登録事業者であることの確認やインターネットで記事検索を行うようにしてください。実際に投資を行っていたり、知識のある方も被害に遭っています。ひとりで判断せず、家族や警察に相談してください。


○スマートフォンのアプリ「LINE」を悪用した詐欺被害が多発しています!心当たりのないグループに突然追加され、「儲かる」うまい話を持ちかけられても、詐欺を疑ってください!
また、LINEの友達自動追加機能はオフにしてください!
LINEの設定変更方法は?コチラ


詐欺犯は電話を受けた人の冷静さを失わせてから犯行に及びます。「留守番電話」を嫌うため、在宅中でも「留守番電話」に設定しておくということも被害防止の一手です。怪しい電話があったときは、お住まいの消費生活センターにご相談ください(消費者ホットライン188)また、万一、被害に遭った場合は、最寄りの警察署に届け出てください。

【用語解説】

(1)オレオレ詐欺

 親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目にだまし取る(脅し取る)詐欺

(2)預貯金詐欺

 親族、警察官、銀行協会職員等を装い、「新しいキャッシュカードへの交換手続が必要」などの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)詐欺

(3)架空料金請求詐欺

 未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

(4)還付金詐欺

 税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法な利益を得る詐欺

(5)融資保証金詐欺

 実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

(6)金融商品詐欺

 架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

(7)ギャンブル詐欺

 不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」等と掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信する等し、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

(8)交際あっせん詐欺

 不特定多数の者が購入する雑誌に「女性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「女性紹介」等を記載したメールを送付するなどし、これに応じて女性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

(9)その他上記に該当しない詐欺

(10) キャッシュカード詐欺盗

 警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」等の名目により、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見るなどし、同キャッシュカード等を窃取する詐欺

(11) SNS型投資詐欺

 投資すれば利益が出ると思わせて投資アプリ・サイトなどに誘導し、アプリ等の画面上では嘘の利益を表示させ勘違いをさせることにより、偽の投資を継続させながら、さらなる利益のため増資を募ったり、出金手数料名目などで金銭等をだまし取る詐欺

(12) SNS型ロマンス詐欺

 SNSのメッセージ機能を通じて、メッセージをやり取りする等して、恋愛感情や親近感を持たせた上で、投資詐欺と同様に投資金名目や利益の出金手数料名目で金銭等をだまし取る、又は交際を続けることを前提に様々な名目で金銭等をだまし取る詐欺