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TISネットワーク通信vol.34-NEWS

とくしまみんなでエシカル消費SNSキャンペーン(第3弾)

 未来のため、自分たちのために、エシカル消費(注)を広めよう!

 皆様のご応募をお待ちしています!

1. 内容

 次のいずれかの方法(Xキャンペーン又はLINEキャンペーン)で、キャンペーン期間内に次の応募条件を満たした方から抽選で5名様「佐那河内さくらももいちごのコンフィチュール」(徳島県産品・規格外品使用)をプレゼント

2. 応募期間

令和7年1月25日(土曜日)から令和7年2月22日(土曜日)まで

3. 応募条件

【Xキャンペーン】

(1)アカウント

@awaethical「とくしまエシカル消費普及推進プロジェクト」(X(旧ツイッター))

(2)応募条件

@awaethicalをフォローしたうえで、「#とくしまエシカルチャレンジ」をつけて、あなたが実践しているエシカル消費行動をポスト

【LINEキャンペーン】

(1)アカウント

県公式LINE

(2)応募条件

県公式LINEをお友だち登録後、県公式LINEのトーク画面で「とくしまみんなでエシカル」とメッセージを送信し、自動配信されるメッセージに記載の「秘密の言葉」をチェックのうえ、キャンペーン特設サイト(外部サイト)の応募フォームから「秘密の言葉」を入力&エシカル消費アンケートに回答

4. その他

 詳細は、「とくしまエシカル消費普及推進プロジェクト」のX(旧ツイッター)(https://x.com/awaethical)及び特設サイト(https://tokushima-minnade-ethical.com/)をご確認ください。

注:エシカル消費とは、消費者が、環境、人や社会、地域における社会的課題の解決を考慮しながら商品やサービスを選択したり、そうした社会的課題の解決に取り組んでいる事業者の商品を積極的に購入して応援すること。


国際交流員から!~エシカル甲子園2024~

 昨年12月26日、徳島県の徳島グランヴィリオホテルにて、6回目となる「エシカル甲子園2024」が開催されました!エシカル甲子園は、エシカル消費を推進・実践する日本の高校生等が、日頃の取組の成果を発表し、持続可能な社会を創造する未来のリーダーとして、互いに刺激し合い、学び合う場です。

 今年度は、応募した61校の中から8校が選ばれ、本選で審査委員の前で取組を発表し、その後、発表に関する質問に答えました。

各校の発表概要(発表順)

  1. 審査委員特別枠代表:徳島県立つるぎ高等学校
    • つるぎ町の魅力を発見・発信し、地域と連携し、より多くの新たな人につるぎ町を訪れてもらうことを目指す地域活性化プロジェクト
  2. 北海道・東北ブロック代表:宮城県農業高等学校
    • より少ない資源で効率的に農作物を育て、エシカル消費につなげることを目指し、新たな栽培方法を研究し、肥料の使用を減らす新しい肥料(プラスチックゼロ使用)を開発
  3. 中部ブロック代表:静岡県立富士特別支援学校
    • 古新聞を利用して安価な油吸収材を作り、新聞のリサイクル、水の消費量の削減、長期的な経費節減に貢献
  4. 開催県枠代表:徳島県立城東高等学校
    • 最先端のAIを活用し、認証マーク、エシカル行動、販売元企業などを分析、エシカル消費と意識を促進するため、LINEスタンプ(寄付用)の制作とSNSでのPRを強化
  5. 関東ブロック代表:東京学芸大学附属国際中等教育学校
    • 教育の重要性と貧困に対する意識を高めるために、ケニアからアフリカの伝統的な生地(キテンゲ)を使用した布から作られた廃棄物ゼロの環境に優しい製品を生産・販売し、その7割の収益をケニアのストリートチルドレンの教育ニーズに寄付
  6. 近畿ブロック代表:滋賀県立虎姫高等学校
    • 琵琶湖周辺のヨシを使った使い捨ての生分解性製品(皿など)の制作で、水の消費量の削減、毎年余るヨシの利用、カーボンニュートラルの貢献へつなげる
  7. 九州・沖縄ブロック代表:佐賀県立伊万里実業高等学校
    • 商品開発、フードドライブ、地域連携、食品ロスの削減と地産地消を推進する活動を通じて未来を創造する様々な取組
  8. 中国・四国ブロック代表:香川県立三本松高等学校
    • 学校給食の復活や地域を巻き込んだ広域的な地域食堂づくりを通じて、地域おこしとエシカル消費活動全体の推進を目指す三高みんなの食堂プロジェクト

 質疑応答では、発表された取組の継続性と拡大の可能性というテーマが強調されました。もちろん、エシカル消費や意識を高めるための新しい方法を常に考えることは重要ですが、それらの取組の持続性も重要です。なぜなら、これらの取組が短期間しか実施されないならば、結局は無駄になってしまう可能性があるからです。

 また、表彰式前の参加者の意見交換では、発表者であった高校生たちは「地域でエシカル消費を広げていくにはどうすればよいか」という主要テーマについて意見を出し合い、グループごとに交代で話し合い、まとめました。これにより、生徒たちは他の学校の生徒とつながり、自分の年齢層だけでなく長期的により多くの人々にエシカル消費を拡大するための新しいさまざまな方法を互いに学ぶ機会を得ました。

 私自身はエシカル甲子園に参加するのは4回目ですが(主にスタッフとして)、高校生の発表を聞くたびに、社会人としてもっと頑張ろうという気持ちになります。この思いは、このイベントを見たすべての人にも当てはまるのではないでしょうか。ですから、もっと多くの人がこのイベントを見て、私たち全員にとって持続可能な未来を創る世界への刺激となる機会になればいいなと思っています。

※受賞校や、大会の詳細は徳島県ホームページからご覧いただけます。

 エシカル甲子園2024(別ウィンドウ)