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TISネットワーク通信vol.31-NEWS

とくしまエシカルマルシェ開催!!

 このたび、エシカル消費(注1)の認知度の向上と、エシカル消費への実践を促すことを目的とした「とくしまエシカルマルシェ」を開催いたします!

【開催日程】 2024年8月4日(日)

【開催場所】ゆめタウン徳島 1階店内専門店前通路 セントラルコート

【開催時間】 午前10時から午後4時まで

【入場料金】 無料

【開催内容】

  • エシカル消費に取り組む事業者や学校が多数出店する「販売ブース」
  • 木頭すぎでテーブルランタンを作る「エシカルワークショップ」(参加無料)
  • 会場にあるポイントを巡るとエシカルグッズがもらえる「スタンプラリー」(先着100名)

※詳細は、こちらをご覧ください。(別ウィンドウ)

注1

エシカル消費とは、消費者が、環境、人や社会、地域における社会的課題の解決を考慮しながら商品やサービスを選択したり、そうした社会的課題の解決に取り組んでいる事業者の商品を積極的に購入して応援すること。


国際交流員から!~令和6年度 第1回 海外大学等とのオンライン交流会~

 7月11日(木)に、徳島県の鳴門教育大学、四国大学、徳島文理大学、徳島大学、マレーシアのマラヤ大学、タイのスコータイタマティラートオープン大学、フィリピンのフィリピン大学ディリマン校の計7校の学生が参加し、今年度第1回目の「海外大学等とのオンライン交流」を実施しました!

 今年度のテーマは2025年6月に徳島で開催される「食育推進全国大会」を見据え、SDGsとも密接に関連する「食におけるエシカル消費の在り方」 で、2022年度の取組を引き継いだものです。参加各校毎に、テーマに沿ったハンドブックの制作を行うもので、2022年に参加した大学は、ハンドブック改訂版を作成し、新規参加校は新たにハンドブックを作成します。その後、事務局が共通テーマを「消費者行動宣言」としてまとめます。

 今回は、食におけるエシカル消費の問題のうち、各校が専攻分野に関連した課題や自身の体験を通して感じた課題を発表し、意見交換を行いました。内容は以下のとおりで、各校の特色が表れた発表となりました。

~今回の各校の発表内容まとめ~(発表順)

  • 鳴門教育大学: 食のエシカル消費をめざした行動変容
    • 大学生の普段の食事での課題、エシカルな食の消費に必要な行動、家庭科教育の視点からの解決策の提案
  • 四国大学:エシカルな食卓を未来につなぐ~食品ロス削減に向けて私たちができること~
    • 食品ロスの現状と原因・地域社会が抱える喫緊の課題・解決に向けた提案
  • 徳島文理大学:徳島県の大学生が実践できるエシカルな食の消費
    • 大学でできるSDGs・エシカル消費:地産地消の実践的取り組み(フードマイレージ、旬の野菜)、フェアトレード、買い物の工夫
    • アンケートを実施し、その結果をハンドブックの内容の改善に工夫
  • 徳島大学(NEW!):エシカル消費と徳大CSA部
    • 部活動を通じた農業支援とエシカル消費への取組:学生と生産者をつなぎ、持続可能な農業とエシカル消費の推進
  • マラヤ大学(マレーシア):サステナブルな食の未来づくり
    • 人工知能(AI)の利用、社会的責任、食料生産と消費に関する教育における個人、企業、政府の役割
  • スコータイタマティラートオープン大学(タイ):食品のエシカル消費
    • タイにおける食品ロス、プラスチックの使用、エシカル消費ガイドライン
  • フィリピン大学ディリマン校(フィリピン):フィリピン大学ディリマン校とエシカル消費
    • NSTP-NSRCを通じたエシカル消費活動の維持
    • 地域の食文化の継承推進、食の旅(生産から流通まで)を通じたエシカル消費の実現強化、ハンドブックのターゲット明確

 意見交換の中では、徳島大学の「農業フィールドワークへの取組」と、マラヤ大学の「エシカル消費におけるAIの活用」などについて注目が集まりました。また、ハンドブックの対象読者の明確化や、商品の生産段階から実際に始まっている食品ロスの範囲についても検討されました。

 次回の交流会では各校が中間報告を発表します。再び意見交換を踏まえ、反省点や改善点を生かし、学生たちがハンドブックを作成します。完成したハンドブックは、県の公式ホームページで公開する予定ですので、楽しみにお待ちください!

※参考までに、これまでに作成したハンドブックはこちらからご覧いただけます。

 令和4年度 持続可能な消費に向けたハンドブック(別ウィンドウ)