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令和4年度消費者教育等に係る県内大学と海外大学とのオンライン交流の実施について~持続可能な消費に向けたハンドブック~

アフターコロナを見据えた「消費者政策における国際連携」の更なる構築を図るため、令和3年度より、徳島県では県内大学とASEAN諸国の大学間において、消費者教育等についての取組発表や意見交換をオンラインを活用して行っています。

令和4年度は、会場と海外大学をオンラインで結び、学生が主体となり、「デジタル社会における『SDGsを見据えた未来につなげる消費』の”実践”」をテーマに、各大学からの発表及び意見交換を行いました。

また、本事業参加大学は、令和4年10月25日に開催した「とくしま国際消費者フォーラム2022」に出演し、今年度の取組について発表しました。

令和4年度参加校

  • 鳴門教育大学
  • 四国大学
  • 徳島文理大学
  • マラヤ大学(マレーシア)
  • フィリピン大学ディリマン校(フィリピン)
  • メーファールアン大学(タイ)
  • コーディネーター:カライスコス・アントニオス 京都大学大学院准教授
  • アドバイザー:西村隆男 横浜国立大学名誉教授

第1回の様子(令和4年6月9日開催)

参加校の教員及び、コーディネーター、アドバイザーが集まり、今年度の交流テーマ等について意見交換を行いました。

意見交換の結果、今年度は、消費者として,「エシカル消費」、「未来につなげる消費」を”実践”するために何に気をつけるべきか、各校ごとで、それぞれの大学や国に適したハンドブックを作成することとなりました。

第1回の様子
第1回の様子
第1回の様子

第2回の様子(令和4年10月3日)

各大学が考えたハンドブック案について、それぞれ発表を行ったのち、お互いに意見交換をすることで内容をブラッシュアップしました。

SDGs達成に向けた幅広い内容のハンドブック、インフルエンサーの影響力及び消費者被害に着目したハンドブック、さらには消費者としてのデジタルデバイスとの付き合い方をまとめたハンドブックなど、内容は学校ごとに多岐に渡りました。

第2回の様子
第2回の様子
第2回の様子

とくしま国際消費者フォーラム2022(令和4年10月25日開催)

各大学の代表者が、作成したハンドブックの中間報告を「とくしま国際消費者フォーラム2022」の「未来セッション」にて行いました。

当日の様子は「とくしま国際消費者フォーラム2022」特設ウェブサイトよりご確認ください。

とくしま国際消費者フォーラム2022の特設サイトはこちらから

とくしま国際消費者フォーラム2022(別ウィンドウで開く)

第3回の様子(令和5年2月1日)

第1回の交流会、「とくしま国際消費者フォーラム2022」での議論を踏まえブラッシュアップした各大学のハンドブックについて、学校ごとに発表しました。

総評として、学生からは他の大学の発表や意見交換を通じて、「エシカル消費や持続可能な消費を自分ごととして考えることができた」「いろんな人と交流できたことで気づきを得られた」といった感想をいただきました。

コーディネーターからは、「このハンドブック作りを通して、誰に向けて発信するのか、またどうやって興味を持ってもらうのか、その難しさを学生の皆さんは感じたと思う。ハンドブックを作って終わりではなく、次は掲載した取組を“実践”しないといけない。これからは実践の結果、何がどう変わったのか”確認”することも忘れないでほしい」、アドバイザーからは「各校が作成したハンドブックはどれも非常にレベルが高く、”作品”と呼んで差し支えない仕上がりだと感じた。おそらくそれぞれの国に独特の視点があるはずなので、ぜひそれを共有いただき、若者からのメッセージとして広げていってほしい」とコメントをいただきました。

第3回の様子
第3回の様子
第3回の様子
第3回の様子
第3回の様子
第3回の様子

各大学作成のハンドブックについて

今年度、各大学が作成した、若者の感性や知恵を持ち寄って作ったハンドブックを、ぜひご覧ください。

徳島県では、このような大学間交流を通じて、徳島県の消費者政策「国際拠点化」を推進していきます。

※掲載しているハンドブックのすべての情報(文章・写真・イラストなど)について、「私的使用のための複製」や「引用」など著作権法上認められた場合を除き、徳島県及び作成大学の許可なく複製・転用・販売することはできません。

日本語版

英語版