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TISネットワーク通信vol.25-NEWS

第2回オンライン交流会を開催しました!

 7月7日(金)に、徳島県の鳴門教育大学、四国大学、徳島文理大学、阿南工業高等専門学校、マレーシアのマラヤ大学、フィリピンのカビテ州立大学、タイのスコータイタマティラートオープン大学の計7校の学生が参加し、「オンライン交流会」を実施しました!今年度のテーマは「デジタル社会における消費行動の在り方~私たちからの提言~」です。第2回目の今回は、デジタル社会における様々な消費者問題のうち、各校が専攻分野に関連した課題や自身の体験を通して感じた課題を発表し、意見交換を行いました。内容は以下のとおりで、各校の特色が表れた発表となりました。

 ~今回の各校の発表内容~

・鳴門教育大学:デジタル化が子どもに与える悪影響(児童の成績低下、消費者トラブル経験の増加等)

・四国大学:デジタル化による地域社会の持続可能性の喪失(地元商店の荒廃等)

・徳島文理大学:オンライン詐欺等の消費者被害の増加、デジタル(キャッシュレス等)に取り残される高齢者等の存在、不確かな情報の蔓延

・阿南工業高等専門学校:オンラインショッピングにおける詐欺被害の世界的な増加

・マラヤ大学(マレーシア):消費者を騙す虚偽レビューとダークパターン

・カビテ州立大学(フィリピン):食品廃棄物の増加、人工熟成の危険性、セルフメディケーションによる健康被害

・スコータイタマティラートオープン大学(タイ):消費者を騙す事業者(虚偽レビューや欺瞞目的の商品写真等)、消費者データの不正利用

 今回の意見交換を踏まえて、これから各校はデジタル社会の消費者が直面する「問題の提起」と「より良い消費者となるための提言」をショートムービーで作成します。

 また、各校の代表者には、今年の10月31日に開催される「とくしま国際消費者フォーラム2023」の未来セッションに登壇していただく予定です。

 多様な視点からどのような提言が行われるのか、「とくしま国際消費者フォーラム2023」での発表、そして「ショートムービー」の完成が今からとても楽しみですね!