本県では、消費者庁「消費者行政新未来創造オフィス」と連携して、数々の調査研究結果を踏まえた「子どもの事故防止」対策の全国展開を進めています。
この度、関西全域において、これまでの成果を発信するとともに、事故予防への理解を深めていただくことを目的として、関西広域連合と消費者庁との共催により、合同研修会を実施しました。
研修会には、保健医療、保育関係者をはじめ、大学、消費者行政・福祉行政部門の担当者72名の皆様が参加されました。
令和元年10月10日(木曜日)午後2時から午後4時まで
関西広域連合本部事務局大会議室(大阪府立国際会議場11階)
講演
演題「妊娠期から伝えたい乳児の事故防止:自治体の母親学級を用いた事故予防教育の可能性」
講師「東京大学大学院医学系研究科 地域看護学教室 特任助教 本田千可子 氏」
報告
取組報告「消費者庁における子どもの事故防止に向けた取組」
講師「消費者庁消費者安全課課長 鮎澤良史 氏」
参加された皆様からは、大人の意識次第で「不慮の事故」が防げることをあらためて認識できた、エビデンスをもとに啓発指導やタイミングについて理解することができた、
生後4カ月までの乳児の事故が多いことに驚いた、実験や映像があり分かりやすかった等の御意見をいただきました。