「ダイエットのネット広告を見て、オンライン診療サイトの受診予約をした。その後、診察した医師からダイエット薬を処方され、届いた薬を見てみると、糖尿病治療薬だった。副作用が心配になり、サイト運営業者に解約したいと申し出たところ、処方後の解約はできないと言われた」という相談がありました。
厚生労働省が作成した「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では、医学的な必要性に基づかない体重減少目的に使用される糖尿病治療薬の処方は、不適切とされています。また、基礎疾患の問診が不十分なまま、副作用の説明もなく、数か月分の薬が処方されるケースもありますが、処方薬は一度受け取ってしまったら、消費者から一方的に解約・返品することは難しいと考えられています。
治療内容や副作用等のリスク、トラブル時の対応について医師からしっかり説明を受けましょう。また、処方薬が定期購入になっているケースもあり、解約条件についても申込前によく確認することが大切です。
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