令和7年2月20日(木)卒業特別講演を開催しました。
卒業特別講演は、様々な分野の第一線で活躍する講師の講演から、自身の価値観や感性を磨き、看護を深める示唆を得るものです。
徳島県東みよし町出身で落語家の桂七福先生をお招きし、”古典落語からの気づきと学び~言葉の力と心の力~”をテーマにご講演を頂きました。
桂七福先生は国立阿南工業高等専門学校在学中より落語研究部に在籍され、アマチュア落語家として活動を開始されました。
上方落語協会などの各団体に所属され、現在は地元徳島を拠点に「田舎発信型の落語活動」を展開されご活躍されています。
講演では、桂七福先生のお話と共に2本の落語を披露して頂きました。
テンポの良い落語の魅力に吸い込まれるように聞き入ってしまう時間でした。
桂七福先生のお話や落語を通して、言葉には人を元気にする力があるが、たった一文字だけでも人を傷つけてしまうことを改めて考える機会となりました。
桂七福先生からのユーモアの中にも熱い思いのこもったメッセージをお聞きすることで、言葉の持つ影響力を理解し、人の心に寄り添う言葉遣いができるようになりたいと強く感じました。