口から食べる幸せを感じてもらうために 摂食・嚥下障害認定看護師へ
私は現在、脳神経外科病棟で勤務しています。看護学校を卒業した頃は、患者様に寄り添える看護師を目指していましたが、明確な目標はありませんでした。しかし、意識障害や麻痺、嚥下障害などさまざまな症状のある患者様と関わるうちに、患者様の『口から食べる』に寄り添える看護師になりたいと思い、2022年に摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を取得しました。認定看護師として、一人でも多くの患者様に口から食べる幸せを感じてもらえるよう、多職種と連携を図りながら日々業務を行っています。看護学校では看護の専門的な知識や技術を学ぶ他、看護の道を志す多くの仲間と出会うことができます。コミュニケーションを図り仲間と協力することは、臨床場面でも非常に大切なスキルの一つとなるので、仲間を尊重し合える学生生活を送ってください。 また、先生方も何でも親身になって相談に乗ってくれます。3年間は長いようで、あっという間に過ぎていきます。後悔のない学生生活を送り、国家資格を取得してください。看護師として共に働ける日を心待ちにしています。