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No.917眼鏡の不適合による体調不良等に注意!~処方箋をもとに作製し、目の健康を守りましょう~

 10月1日はメガネの日、10月10日は目の愛護デーです。眼鏡は、目に関する最も身近な製品で、視機能をサポートするためのものですが、合わない眼鏡を掛けると、見えにくいだけではなく、目の痛みなどの体調不良、フィッティング不良による傷を負う可能性があります。

 消費者庁の事故情報データバンクには、合わない眼鏡を掛けることで頭痛、めまい、目の不調等が生じたなどの情報が、平成24年から令和4年8月末までの約10年間に200件以上寄せられています。

 中には、子供の視力が低下した可能性のある事例もあるため、眼鏡を作る際は以下の点に注意しましょう。
(1)眼科医を受診し、眼鏡の使用用途に沿った処方箋をもとに眼鏡を作製してもらいましょう。
(2)眼鏡が合わない場合には、眼疾患がないかどうか、処方どおりに眼鏡が作製されているかなど、眼科医に確認をしてもらいましょう。
(3)価格や利便性だけでなく、サービス内容に納得できる眼鏡店を選びましょう。

 なお、令和3年度に「眼鏡作製職種」が新設され、令和4年度に「眼鏡作製技能士」が誕生しました。「眼鏡作製技能士」は、視力の測定から、レンズ等の加工・販売、アフターケアまで行う「眼鏡作製の総合エキスパート」であり、眼科医と連携しつつ、国民の目の健康を守り、より良い眼鏡を提供する職種です。詳しくは以下を御覧ください。

 

眼鏡作製技能検定~国家検定資格~(公益社団法人眼鏡技術者協会)
https://www.megane-joa.net/about/

 

<参考:消費者庁ホームページ>
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_064/