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No.790賃貸住宅の契約トラブル(R3.3.23)

春は、進学や就職、転勤などで、新たに賃貸住宅に入居される方が増える時期です。センターには、賃貸住宅の退去時の原状回復や敷金に関する相談が多く寄せられています。トラブルは退去時の問題と考えがちですが、未然に防ぐには契約時、入居時が肝心です。

まず、契約書の内容をしっかり確認すること、そして、室内の現況について貸主、借主双方が立ち会ってチェックリストを作成することが有効と言われています。しかしながら入居時の立会いはあまり一般的ではないので、入居者本人が自分で記録を残しておく必要があります。床や壁などは家具を入れる前に、また、設備や給排水の状況など実際に使ってみないと不具合がわからない部分については、なるべく早い時期に使ってみましょう。汚れや傷など、日付を入れた写真を撮っておくと良いでしょう。

国土交通省のHP(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000020.html)から、チェックリストを含んだトラブルを未然に防ぐためのガイドラインがダウンロードできます。ぜひ活用してください。

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