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◆球形のチーズによる子どもの窒息に注意!ー1歳児の死亡事故が発生しましたー(R7.2.3)

 

 2024年11月、PIO-NETに1歳児が球形のチーズを食べて窒息し、死亡したという情報が寄せられました。当該品は、直径およそ2cmの球形のチーズで、フィルムで包み両端がねじられたかたちで個装されているものでした。

 球形の個装チーズによる子どもの窒息に関する事故情報は、PIO-NETのほか、医療機関ネットワークにも寄せられており、「~食品による窒息子どもを守るためにできること~(日本小児科学会)」では、窒息につながりやすい食品のひとつとして「球形の個装チーズ(球形のチーズ)」があげられています。

 その他、飴、パン類、豆類などの食品も、窒息につながりやすい食品とされ、死亡事故も発生しています。子どもが不用意に口にしそうなものは手の届く範囲に置かないことが大切ですが、子どもは大人が目を離した間に思いがけない物を口に入れることがあり、大人の目の届かないところで事故が発生してしまう可能性も考えられます。

  • 球形の個装チーズなど窒息を起こしやすい食品は、無理なく食べられるよう小さく切ったりつぶしたり、加熱して形状を変えて与え、飲み込むのを確認しましょう。
  • 丸くてつるっとしているものや粘着性の高いものなど、窒息を起こしやすい食品の特性を知り、注意しましょう。
  • 球形の個装チーズのほかに、飴やパン類、豆類、グミなどでも事故が起きています。
  • 窒息したと思ったら、直ちに救急要請し、背部叩打等による異物除去を試みましょう。

 

詳しくはこちら → 消費者庁ホームページ