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徳島の環境 | 徳島県

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徳島県版プログラム一覧集・生きもの5

生きもの学習プログラム5

対象:小学校高学年、中学生
プログラム名 干潟の生きものと人の暮らし
ねらい 干潟はもっとも人間の身近にある海辺環境の一つであるが、同時に開発の脅威にさらされてきた。全国で戦後40%もの干潟が消失したと言われ、そこに棲む生き物の多くが減少し、絶滅危惧種も多く存在する。
徳島県の干潟も多くが消失したが、吉野川河口干潟をはじめ全国に誇ることのできる干潟がいくつか残っている。ここでは、干潟における様々な「つながり」を学習し、人間生活を見直す機会とする。
時数 42時間
学習活動 きづく 干潟ってなんだろう? 1.インターネットを活用して「干潟」について調べる。
2.(1)『干潟の生きもの調べ』で、、実際に干潟へ出かけ、多くの生きものを採集する。
6時間
つかむ 干潟のつながり1 3.生き物リストを作成し、RDBで希少種を確認し、干潟生物の食物連鎖を学ぶ。
・(2)『珪藻の観察』により、食物連鎖の始まりを知る。
・(3)『カニ釣り』では、カニの種類により釣れたり、釣れなかったりすることから食性を学ぶ。
10時間
深める 干潟のつながり2 4.干潟とその他の生態系との行き来に注目する。
・(4)『野鳥・泳ぐ生き物の観察』で、野鳥、魚類、カニなどの観察、採取を通じ、干潟における生態系のつながりを考えるきっかけにする。
・(5)『川や海からの贈り物』により、干潟の漂着物を調べ、川や海とのつながり、生態系のつながり、さらには暮らし(ごみ問題)とのつながり、を考える。
5.「生物濃縮」についてインターネットで調べる。
6.干潟の食物連鎖図を作り、生態系のつながりに注目する。
10時間
広げる 干潟の役割 7.干潟の役割(特に水質浄化)を考える。
・(6)『二枚貝による浄化の働きを知る』を通じ、干潟に生息する二枚貝の採餌行動が水質浄化の働きをしていることを学ぶ。
・(7)『干潟への負荷を測ろう』及び(8)『浄化槽調べ』により、干潟への汚染負荷としての家庭からの排水を実感すると共に、干潟の重要性を考える。
10時間
ふりかえる・まとめる 干潟と人とのつながり 8.学習をまとめることで、干潟と周りのつながり、私たちの生活との関連を学ぶ。 6時間