調外・ゲ遊
小学校3年生・4年生理科
【内容】
干潟にはさまざまな種類のカニがいるが、素早い動きのため捕まえるのは一苦労である。餌をつけて釣りを行うことで、楽しみながら捕獲し、観察する。
【ねらい】
干潟には数十種のカニが存在し、泥のなかの珪藻や有機物を食べる藻食性のカニ、肉食性のカニ、何でも食べる雑食性のカニがいる。
カニ釣りで釣れるカニは肉食・雑食性であり、藻食性のカニは見向きもしないことから、釣りで楽しみながら、生き物の食性について学ぶ。
【準備】
・竿(棒きれ)
・木綿糸
・ちくわ
・煮干しなどのえさ
・タモ網
・図鑑
【実施上の注意】
● 野外活動のため、安全への配慮が必要。
【方法】
[1] 竿、糸、餌をつける。
[2] カニの前に落とす。
[3] カニが興味を示すとハサミでつかんでくる。
[4] 網を利用しカニを捕まえる。
[5] 釣れたカニをよく観察しスケッチ・記録。釣れないカニとの違いを観察する。