プログラム名 | 住まいから暮らしを見つめ直す | |||
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ねらい | 四季の豊かな日本(徳島)では、季節の変化に合わせ、家の使い方、すなわち 「住まい方」を工夫することで、自然の力(エネルギー)を取り入れた暮らしをし、また、時にはきびしい自然と共に暮らしてきた。 私たちは、現在、様々な家電製品に囲まれ、電気やガスなどの化石資源に由来するエネルギーを使いながら生活しているが、季節の変化に関係なく、室内の環境の変化を一定に保つ現在の暮らしには、多大なエネルギーが必要である。しかし、化石資源には限りがあり、いつまでも続けられるものではない。 このため、日々の暮らしの中で省エネルギーを心がけ、太陽に由来する、光、熱、風、水などのエネルギーや資源を積極的に使いこなし、四季に合わせた「住まい方」を身につけられるようにする。 |
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時数 | 16時間(+各自、家庭・学校での生活における取り組み) | |||
学習活動 | きづく | 暮らしに欠かせないエネルギー・資源 | 1.(1)『暮らしとエネルギー』(2)『水の使い方を工夫する』 ・子どもたちやその家族が日常的に利用する乗り物の種類や利用時間を調べ、乗り物の利用によって排出するCO2の量を把握することで、CO2の排出量が一人一人の暮らし方によって大きく異なることに気づく。 |
4時間 |
つかむ | 未利用のエネルギーの活用 | 2.(3)『風の通り道を調べよう』(4)『雨を上手に使う』 ・風、光、熱や雨などの未利用エネルギー・資源に着目し、暮らしの中での利用法を学ぶとともに、新たな活用方法を考える。 |
4時間 | |
深める | 暮らしの中での工夫 | 3.(5))『部屋を明るくするには』(6)『暖房器具と扇風機を使って上手に部屋を暖める』 ・空調や照明といった日常利用する家電製品の特性を学ぶ。 ・家電製品の使用を控える以外にも、省エネにつながる方法があることを実験形式で体験する。 |
4時間 | |
広げる | 環境に配慮した暮らしの提案 | 4.(7)『環境に配慮した暮らしの提案』 ・子どもたち自身が問題と考えている「テーマ」の「取り組み」を提案する。 ・未利用エネルギー・資源の積極的活用や、家電製品のより省エネな使い方など、学んだことを活かし、提案する。 ・みんなの前で発表することで、行動へとつなげる意識づけを行なう。 |
2時間 | |
ふりかえる・まとめる | 環境に配慮した暮らしの継続 | 5.(8)『環境に配慮した暮らしの継続に向けて』 ・提案に沿って1ヶ月程度生活をし、記録を取る。(実施状況と電気・ガス・水道の使用量など) ・家族など、周囲の感想や評判を聞いてみる。 |
2時間 |