学習・調内
小学校6年生家庭科、小学校6年生理科
【内容】
暮らしの中ではエネルギーを使う場面が少なくない。どのような時に、どのような場所でエネルギーが使われているか?探すとともに、もしエネルギーがなくなったら?今、自分たちに出来ることは?を考える
【ねらい】
いろいろなエネルギーが生活のなかで使われていることや、 生活がエネルギーによって支えられていることに気づくとともに、エネルギーへの関心を持つ。
【準備】
・ワークシート1(エネルギー探検ワークシート)
・ワークシート2(わたしたちにできる工夫ワークシート)
【実施上の注意】
●住まいにまつわる問題として、このアクティビティでは「エネルギーを使うもの=家電製品」を対象とする。
●実施季節は問わないがエアコン、ストーブ等を利用する、夏季・冬季は問題意識を感じやすい。
【方法】
1回目
[1]グループ分けをする。(1グループ5~8人程度)
[2] 各自、身近なエネルギーを使っているものを考える。
1日の生活を振り返って、どのような場面でどのようなエネルギーを使っているか?
各自で考え、エネルギーが使われているものを、1つずつ「ワークシート1」に書き出す。(テレビ、照明器具、炊飯器、ストーブなど)
[3] 各自、上記で記入した家電製品が無かった時代の様子を、ワークシート1の「昔の暮らしではどうしていたか」の欄に記入し、重要度を○、△、×で評価する。」
[4] ワークシート1の内容をグループ内で発表し合い、エネルギー利用実態・個人差を確認する。
2回目
[5] エネルギー(化石燃料)の有限性について紹介する。
(石油41年、天然ガス67年、石炭164年、ウラン85年:2004年調べ)
[6] グループで、各自のワークシート1に記入した家電製品の中で重要度が高いもの(×)を5つ程度選び、「ワークシート2」に記入する。
[7] グループで選んだ家電製品について、「もし使えなくなったらどうするか?」を話しあい、ワークシート2に記入する。
[8] さらに、少しでもエネルギーの使用を控えるため、省エネの工夫など「今、わたしたちにできること」を話しあい、ワークシート2に記入する。
[9]化石燃料がなくなる前に、「今、わたしたちがすべきこと」の思いを共有するため、ワークシート2に関するグループのとりまとめ成果を発表する。