ゲ遊・調内
小学校5年生家庭科、小学校6年生理科、小学校6年生社会科
【内容】
地球の水量などをクイズするとともに、手洗いに要する時間や水量を測り、節約の工夫を考える。
【ねらい】
地球の水のうち、実際に我々人間が生活に利用できる水はとても少ない。
「地球の水はどれくらいの量か?」、また、「生活に利用できる水は地球全体のどれくらいか?」ということを考え、実験を通じ、生活に使う水をできるだけ上手に使うことを身につける。
【準備】
・実験シート
・ストップウォッチ
・バケツ
・はかり(g単位で計量できるデジタル体重計など)
【実施上の注意】
●ストップウォッチの使い方を事前に理解しておく必要がある。
【方法】
1回目
[1] クイズ(実験シート)を全員で考える。
[2] まず実験内容を説明し、グループに分かれ実験1を実施する。
[3] グループで1人ずつ、いつも通りの方法で、せっけんで手を洗う。
●1人ずつの水を使っているときの時間をストップウォッチで計る。
●1人ずつの水の使用量をはかりで計量する。
●ストップウォッチ係、計量係は適宜交代する。
[4] 各自実験シートの「実験1」の欄に、使用した水のグループ合計の時間と量を記入し、さらに一人あたりの時間と量を計算する。
2回目
[5] 指導者はクイズの答えを発表し、それを聞いて自分の感じたことを実験シートに記入してもらう。
[6] 面白い水の使い方の説明をし、実験2を実施する。
1.グループ全員があらかじめせっけんを付けておく。
2.ストップウォッチ係が水道を出し、先頭の人が手を洗う。
3.水は出しっぱなしで、次の人が手を洗う。
4.最後の人まで繰り返す。
(グループの内で1人は、ストップウォッチ係兼計量係。)
[7] 各自実験シートの「実験2」の欄に、使用した水のグループ合計の時間と量を記入し、さらに一人あたりの時間と量を計算する
●「実験1」の結果と比較してみる。
[8] 実験シートの「まとめ」の欄に記入する。