徳島県立総合看護学校では、看護師を目指す「第一看護学科」と、准看護師を目指す「准看護学科」で、社会人入学試験(社会人枠)を実施しています。
看護師・准看護師になるために年齢制限はありません。
新しい道に踏み出すことは大きな決断ですが、社会人を経験していることは、看護職の道を目指す方にとって「強み」になります。
また、当校には社会人経験を有する学生が在籍しており、互いに支え合い、時には切磋琢磨しながら、看護職の資格取得に向け励んでいます。皆さんも共に学んで、看護職を目指してみませんか。
一般入学試験に比べて学科試験科目が少なく(准看護学科は学科試験が免除)、社会人の方にも受験していただきやすい試験内容になっています。
詳しくは、各学科の入学者募集要項をご確認ください。
| 第一看護学科 社会人入学試験 | 准看護学科 社会人入学試験 | |
|---|---|---|
| 概要 | 3年間で看護師の資格取得を目指すコースです。 【看護師養成所3年課程】 | 2年間で准看護師の資格取得を目指すコースです。 【准看護師養成所】 |
| 試験内容 | 学科試験(数学または英語・小論文) 個人面接 | 小論文 集団面接 |
| 入試情報リンク | 「第一看護学科 入試案内ページ」リンク | 「准看護学科 入試案内ページ」リンク |
社会人経験で培った様々な能力は、看護の現場で大いに活かされます。
患者さんやご家族と信頼関係を築き、不安を傾聴・軽減するために「コミュニケーション能力」は不可欠です。
さらに、多職種連携(チーム医療)を円滑に進める上でも重要です。
刻々と変化する患者さんの状態や予期せぬトラブルに対し、冷静に状況を判断し、優先順位を付けて行動する「問題解決力・判断力」は、命に関わる現場で極めて重要です。
様々な環境や困難な状況を乗り越えてきた「精神的なタフさや感情をコントロールする力」は、多忙な現場や患者さんの急変時など、精神的な負荷が高い状況下でも冷静さを保ち、専門職としての職責を全うする上で不可欠です。
組織の一員としての自覚や時間厳守、適切な言葉遣いや態度といった「社会常識や接遇マナー」は、患者さんの安心感と医療への信頼を高めます。
第一看護学科は、リスキリングなどの中長期的なキャリア形成を支援する「専門実践教育訓練給付金」の対象講座として厚生労働大臣の指定を受けています。
ハローワークが窓口となって、受講費用の一部が給付される制度で、一定の条件を満たす方が対象となります。
詳細は厚生労働省ホームページや住所地を管轄するハローワークに御確認ください。