6月3日(火)、本校体育館において、全学科1年生を対象とした防犯訓練を実施しました。
はじめに学校長より、「防犯意識を高め、緊急時に冷静に行動できるように、しっかり学んでください」と挨拶がありました。
続いて、徳島名西警察署のご協力のもと、防犯に関する講話と実技指導を受けました。警察官の方からは、護身術の基本的な考え方として、「護身術とは戦うことではなく、危険を未然に回避することが重要」との話がありました。
いざという時の具体的な対処法として、「反撃は奇襲が有効で、ヘアスプレーや、カサなどを武器として使うことができる」といった説明がありました。
さすまたの使用方法については、警察官の実演を交えながら、相手を安全な距離に留めるための構え方や押さえ方を学びました。
傘を武器として使用する方法としては、攻撃に使うというよりも、間合いを取って防御に用いる使い方を練習しました。
相手に腕をつかまれたり、胸ぐらをつかまれたりした場合の対処法など、すぐに使える技を実践的に学ぶことができました。
また、闇バイトに関する啓発DVDを視聴し、甘い言葉に誘われて、知らないうちに犯罪に加担してしまう危険性について理解を深めることができました。
さらに、オンラインカジノは賭博法違反であり法律に抵触することや、スカウトによってうかつに契約書にサインしてしまい、アダルトビデオ出演などの被害に巻き込まれる可能性があることなどの話に、学生たちは真剣に耳を傾けていました。
訓練の最後には、准看護学科の学生代表が「本日の学びを日常生活に活かし、防犯意識を常に持ち続けたい」との謝辞を述べ、防犯への意識を新たにする貴重な一日となりました。
今回の訓練を通じて、学生一人ひとりが自らの安全を守る知識と意識を高める機会となりました。ご協力いただいた徳島名西警察署の皆様に、心より感謝申し上げます。