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県南地域づくりキャンパス事業

令和7年度「県南地域づくりキャンパス」事業の活動実績について

「みなみ阿波」若者創生協議会では、若者ならではの発想や高等教育機関の持つ専門的な知見をいかした地域活性化、大学生等と地域の交流によるにぎわい創出及び関係人口の拡大につなげるため、大学生等による県南部圏域での地域課題解決のためのフィールドワークを受け入れる「県南地域づくりキャンパス」事業を実施しています。
この事業を契機として、学生と地域との交流を深め、事業を通じて地域への愛着を育むことで、今後も地域と関わりを持つ「みなみ阿波ファン」への転換を図ります。

※「みなみ阿波」若者創生協議会とは
県(阿南地域連携事務所、美波地域連携事務所)及び県南部1市4町(阿南市、那賀町、牟岐町、美波町、海陽町)により構成され、「ひと」と「しごと」の好循環による持続可能な「まち」づくりを推進するため、みなみ阿波ファンの拡大、移住・定住の促進、サテライトオフィスの誘致・定着支援に取り組んでいます。

活動実績

阿南市

大正大学(テーマ:UIJターン者の取材と冊子「阿南人」の制作・動画配信)

  • 大正大学の学生が、阿南市で活躍する移住者やUターン者の姿を調査して地域の魅力を発信するため、市内の視察や実習に加え、計13人の移住者へのインタビュー取材を実施しました。取材後は全員で内容の分析を行って移住者の動機を分類したタイプ別マップを作成し、これらの成果や学生が制作した動画を盛り込んだ情報冊子「阿南人Ver. UIJターン」を500部制作して、市内の関係機関へ幅広く配布しました。

阿南工業高等専門学校(テーマ:阿南市中林海岸松林における市民参加型調査および保全・活用事業)

  • 阿南工業高等専門学校の学生が、中林海岸にある松林の現状を科学的に把握して適切な保全と地域への普及啓発を行うため、クロマツやハルゼミの生態調査のほか、住民と協働した草はぎや枝打ちなどの保全ボランティア活動を実施しました。さらに、松林内での巨樹ツアーやコンサートを企画・運営したほか、活動の成果をまとめたかわら版「ナカバヤシ ショウロタイムズ」を制作し、地域住民へ配付しました。

那賀町

東京農業大学(テーマ:学生参画による相生晩茶の再評価と地域振興)

  • 東京農業大学の学生が、那賀町の特産品である阿波晩茶や木頭ゆずを活用した地域振興のあり方を検討するため、現地での収穫体験や農家への聞き取り調査などのフィールドワークを実施しました。学生たちは晩茶栽培の環境負荷の低さや観光ツアーの必要性について課題解決に向けた議論を重ね、大学の収穫祭やアンテナショップにおいて、那賀町の魅力を伝える実演や特産品の販売を通じたPR活動を行いました。

牟岐町

徳島大学(テーマ:旧民宿船戸荘の建物利活用事業)

  • 徳島大学の学生が、建築やものづくりを通して牟岐町の地域活性化に貢献するため、活動拠点である旧民宿「船戸荘」の床や天井の撤去・改修、および小学生向けベンチの制作活動を実施しました。また、出羽島を訪れる観光客に向けて、島内の見どころをイラストで分かりやすくまとめた「出羽島案内看板」を新たに製作して現地の連絡船乗り場近くに設置したほか、地元の小学生を対象とした木工ワークショップを開催しました。

徳島文理大学(テーマ:「モリンガ」「もち麦」を中心とした農業振興及び健康促進事業)

  • 徳島文理大学の学生が、牟岐町産のもち麦やスーパーフードであるモリンガの消費を推進して地域貢献につなげるため、現地での試食会やレシピ集の作成、モラスコむぎでの「もちっとむぎゅっとカフェ」の運営などの活動を実施しました。また、食育推進全国大会や大学祭のブースにおいて、牟岐町産の食材を使用したうどんの提供や牟岐茶の試飲を実施し、来場者へ向けて地域の特産品の魅力を直接発信しました。

京都産業大学(特産品の実生ゆずに着目した若年関係人口の創出)

  • 京都産業大学の学生が、牟岐町の特産品である実生(みしょう)ゆずの魅力を発信して地域に関わる関係人口を増やすため、現地での収穫体験や地域住民との意見交換などの合宿活動を実施しました。また、活動を通じて得られたつながりをもとに、京都のカフェとのコラボ商品の企画や京都市内でのマルシェ出店を行い、ゆず製品の販売や出羽島で集めた貝殻を使ったフォトフレーム作りのワークショップなどのPR活動を実施しました。

美波町

神奈川大学(テーマ:日和佐港にぎわいづくり構想をもとにした、地域拠点および地域活動の連携―地域活性化と関係人口の更なる拡大に向けて)

  • 神奈川大学の学生が、美波町日和佐地区にある地域の拠点やイベントを有機的に関連付けてにぎわいを生み出すため、古民家を改修したオフィスでの照明展示会「灯里展」の開催や、町内のうみがめスポットを網羅した『日和佐うみがめマップ』の制作を実施しました。さらに、日和佐港にぎわいづくり協議会が開催する「ひわさの市」において、会場のレイアウト検討や什器の制作、当日の受付や出展者のサポートを行いました。

海陽町

徳島大学(テーマ:海南病院まつり支援)

  • 徳島大学の学生が、海陽町の医療を支える海南病院やその職員の取り組みを地域住民に広く知ってもらうため、病院と連携した「海南病院まつり」の運営サポート活動を実施しました。学生は、心肺蘇生体験などの屋外ブースや院内イベントの進行に協力したほか、前日祭として町内のフィールドワークを行い、住民への聞き取り調査を通じて地域の魅力や生活をまとめた「海陽町かるた」の作成に取り組みました。

四国大学(苔アート作品の制作を通した地域の魅力の再認識、関係(交流)人口の増加及びファンづくり、並びにSNS撮影スポットとしての話題提供)

  • 四国大学の学生が、海陽町を盛り上げる新たな観光スポットを創出するため、現地視察や海部高校美術部の生徒へのアンケート、役場担当者へのデザイン案発表を経て、町内の県道沿いにある壁面の苔を削って作品を作る「苔アート」の制作活動を実施しました。海陽町の美しい星空をイメージした宇宙の最終デザインをもとに、夜間にプロジェクターで下書きを行い、苔の削り落としや蓄光塗料の塗布、完成後の維持管理案の提案を行いました。

令和7年度事業報告資料

事業報告資料
学生たちの活動をご覧ください。
教育機関 テーマ 報告資料
大正大学 UIJターン者の取材と冊子「阿南人」の制作・動画配信
阿南工業高等専門学校 阿南市中林海岸松林における市民参加型調査および保全・活用事業
東京農業大学 学生参画による相生晩茶の再評価と地域振興
徳島大学 旧民宿船戸荘の建物利活用事業
徳島文理大学 「モリンガ」「もち麦」を中心とした農業振興及び健康促進事業
京都産業大学 特産品の実生ゆずに着目した若年関係人口の創出
神奈川大学 日和佐港にぎわいづくり構想をもとにした、地域拠点および地域活動の連携―地域活性化と関係人口の更なる拡大に向けて
徳島大学 海南病院まつり支援
四国大学 苔アート作品の制作を通した地域の魅力の再認識、関係(交流)人口の増加及びファンづくり、並びにSNS撮影スポットとしての話題提供