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【ご注意ください】クビアカツヤカミキリの被害が確認されています!

クビアカツヤカミキリは、モモ、ウメ、サクラなどのバラ科樹木を食害する害虫であり、平成30年(2018年)1月に特定外来生物に指定され、飼養・運搬・販売・譲渡・野外に放つことなどが禁止されています。

県内では、平成27年(2015年)7月に板野町内で確認されて以降、生息範囲が拡大しており、これまでに鳴門市、阿波市、上板町及び藍住町の一部地域のモモ、ウメ、サクラなどにおいて被害が確認されています。

クビアカツヤカミキリの特徴

【成虫】
・体長は2.5~4cm程度で、全体に光沢のある黒色をしており、胸部が赤く突起状になっているのが特徴です。
・本県では例年、6月下旬から8月上旬に樹から羽化脱出し、雌は交尾後モモやサクラなどの幹や太い枝の粗皮の裂け目などに、乳白色の卵を300個程度産みます。

【幼虫】
・乳白色のイモムシ状で、ふ化した後に樹の中で2年かけて成長し、3年目の初夏に蛹となります。
・若齢の時は樹皮下を、その後成長に従い、形成層、木部へと食い進んでいきます。
・モモ、ウメ、サクラのほか、ハナモモ、スモモ、アンズも食害します。

クビアカツヤカミキリ
クビアカツヤカミキリ(成虫)
フラス
大量のフラス(食害による木屑とフンが混じったもの)

クビアカツヤカミキリを発見したら

クビアカツヤカミキリを発見したら、以下のリーフレット等を参考に防除をお願いします。

・国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林総合研究所「クビアカツヤカミキリの防除法」

 https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/5th-chuukiseika12.html

・徳島県農林水産部とくしまブランド推進課「クビアカツヤカミキリの情報提供にご協力をお願いします」

 https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/sangyo/nogyo/2016070100241/