体験・調外
小学校5年生家庭科、小学校4・5年生社会科
【内容】
自分が住んでいる地域におけるごみの分別を理解するとともに、地域の資源回収情報、リサイクル・リユース情報等を調べ、クラスで発表会を行う。
【ねらい】
循環型社会形成推進基本法等の法律が制定され、自治体や企業、販売店等においては廃棄物を減らすための取り組みや循環資源の有効利用をめざした取り組みが行われている。また、地域においても、多くの人々が自主的に環境の保全活動やリサイクル・リユース等に取り組んでいる。
ここでは、環境にやさしい生活を送れるよう、自分の住んでいる地域におけるごみの分別を理解し、身近で行われている様々なリサイクルに関わる取り組みや活動に気づき、進んで参加する自主的な態度を育てる。
【準備】
・記録用ワークシート
・デジタルカメラ(必要に応じて)
・地域のごみ分別資料や正しい資源の出し方に関する資料
【実施上の注意】
●資源としての回収物や方法等は地域によって相違があるので、実態に合わせて、配布資料や学習の進め方を変更する必要がある。
●店頭に調べ学習に行く場合は、学習の目的や内容について事前に説明し、店の了解を得るとともに、見学の方法や態度等について事前指導しておくことが必要である。
【方法】
[1]様々な資源が複合的に使われている製品(菓子容器等)や出し方が決められているごみ等を用意し、実際に分別する活動を行い、感想等を話し合う。[ワークシート例3]
(分別についての意見が分かれた品物があれば、記録しておく。)
[2]地域のごみ分別資料を参考にして、意見が分かれた品物の分別について確認する。
(疑問がある場合は担当部署に問い合わせるとよい。)
[3]グループに分かれて、自分が住む地域のリサイクル・リユースに関わる取り組みや活動、工夫について調べ、まとめる。
<調べる内容例>
・市町村の資源回収にかかわる情報、正しい回収物の出し方
(回収対象物、回収日、回収場所、回収方法等)
・店頭における資源回収活動やリサイクルへの取り組み
・地域のボランティア活動や回収団体による資源回収、フリーマーケット情報等
[4]クラス内で発表会を行う。