調内・調外
小学校5年生家庭科、小学校4年生社会科
【内容】
様々な製品につけられている環境ラベルの種類や意味を調べたり、マークがつけられている理由や願いを考えたりする。
【ねらい】
人々の環境に対する関心が一層高まりをみせている近年、環境に優しい製品、環境への負荷が少ない商品が次々と開発され、販売されている。環境に配慮する消費者として、製品を購入する際に参考となるのが環境ラベルである。
ここでは、環境ラベルの意味やこめられている願いを理解して、環境に配慮した商品を進んで選択することができる実践力を育てる。
※ 環境ラベルが表示する内容は、材質を表示したもの、リサイクル品であることを表したもの、リサイクルの啓発にかかわるもの等多岐にわたっているため、興味を持ったラベルの内容についてより詳しく調べていくことで、環境問題の解決に向けたラベルの意義などの理解が深まる。
左に示すものは、我が国の代表的な環境ラベルであるエコマーク。
生産から廃棄にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少ない、環境保全に役立つと認められた商品につけられるものである。
消費者が、環境に配慮された商品を選ぶための目安となる。
【準備】
・記録用ワークシート
・デジタルカメラ(必要に応じて)
【実施上の注意】
● インターネットで調べ学習を行う際には、どのサイトから得た情報であるか記録する。
【方法】
[1]文房具やノート等、自分の持ち物や教室の中にある物から、環境にやさしい製品につけられているマーク(環境ラベル)を探しワークシートに記入する。
[ワークシート例2]
[2]見つけた環境ラベルの意味を考え、発表する。
[3]引き続き家庭でも環境ラベルを探し、ワークシートに記入する。
(複雑な図案のものについては、実物を貼付するかデジタルカメラで記録するとよい。)
[4]インターネット等を利用して環境ラベルの意味を調べる。
(名前や意味を調べるだけでなく、ラベルがつけられている理由や願いも考えるように助言する。)
※参考
環境省総合環境政策局 環境ラベル等データベース
[5]調べた結果を発表する。
[6]環境ラベルの存在がどのように、環境を守ることにつながっているのか考える。