調外
小学校5年生家庭科、小学校5年生社会科
【内容】
ものを大切に使う方法について、高齢者や地域の人々から様々な知恵を教えてもらい、教えてもらった智恵をKJ法で整理しながらまとめる。
こうしてできた「知恵袋」の中から自分たちにできることをみつけて実践する。
このアクティビティをきっかけにして「智恵袋」を作る活動を継続しながら作品等にまとめることによって、地域の「智恵袋」を完成させることができる。
【ねらい】
環境に配慮した家庭生活を実践するにあたり、高齢者や地域の人々の有する「ものを大切に使う」生活の知恵が大事なことを知る。
【準備】
・四つ切り大の画用紙(グループに1枚)
・付箋紙・マジックペン(グループに1枚)・智恵の追体験(例えば、調理、パッチワーク、バザーなど)
【方法】
[1]指導者が「もの大切にする方法や工夫を地域の方に教えてもらおう」と呼びかけ、子どもたちは取材をする。
[2]ものを大切に使う方法について取材してきたことを付箋紙に書く。
(1つの付箋紙には一つの内容を書くようにする。)
・野菜くずで堆肥を作る
・セーターを編み直す
・広告のチラシで袋を作る
・浴衣でパッチワークを作る
・ユズのタネで化粧水を作る
・ユズの皮でユズ味噌を作る、など
[3]付箋紙を「じゅんかん時計」のポスターに同じような内容ごとにまとめながら貼っていく。
[4]グループでどんな智恵が集まったかを発表する。
(取材してきた智恵を発表する中で、地域の方が環境に配慮しながら生活していることに気づかせる。具体的な例を挙げ、高齢者の持っている生活の知恵が環境に配慮した家庭生活であるという見方を
育てる。)
[5]発表したものの中からやってみようと思うことを一つ選ぶ。
(付箋紙を画用紙に貼り、発表することで意欲を高める。)
[6]選んだものに挑戦する。
・広告の紙を取っておこう
・野菜くずを出さないで調理しよう
・ゴミを分別しよう
・ミカンでガスレンジをきれいにしよう
・学校でバザーを開こう