もの
【内容】
現在回収体制の関係から再資源化が十分でない雑古紙の再生(紙すき)に挑戦する。
【ねらい】
紙製品の再資源化の方法を体験することを通して、再資源化について、より深い知識を得るとともに、再生不可能と言われている紙ごみも再資源化できることを知る
【準備】
・雑古紙
・ミキサー/ペットボトル
・水
・洗濯のり/強力粉
・木枠
・網(三角コーナーネット、不織布)
・新聞
・木綿の布
・重しに使う板と石
【方法】
[1]現在、資源回収体制の関係からリサイクルが十分でない、燃やしている紙ごみを集める。
[2]紙に水分を含ますために、2~3時間水につける。
[3]紙すき枠を作る。(ホームセンター・手芸店で販売している。)
・木で四角い枠を作り、底に網を張る。
・枠内のサイズの網を1枚作る。
(枠は使い終わった割り箸・パック・箱でも作ることができる。)
[4]ミキサーに[2]で水につけた紙を入れる。
(洗濯のり、あるいは、強力粉を少し入れると破れにくい。)
・ミキサーを使わない場合、ペットボトルに入れてよくシェイクする。
(繊維の間に泡がたまるのが良い繊維。)
[5]紙すき枠の中に、[3]の枠内サイズの網を入れて、[4]の繊維を流し込む。
[6]均一の厚さにする。
(押し花・色紙を入れると素敵。)
[7]新聞紙の上に木綿を置く、水を切った[6)をひっくり返し、枠を持ち上げ、網をはがす。
[8]できあがった紙の上に木綿をかぶせ新聞紙をのせ、上に均等になる重しを置く。
[9]乾燥させてできあがり。
[10]再生した雑古紙が、どのように使われているのか調べる。