調内・調外
小学校4・5年生社会科、小学校5年生家庭科
【内容】
生ごみや身の回りの生ごみの実態について調べる。
【ねらい】
毎日の生活から出てくるごみの中の生ごみに注目し、生ごみの実態を調査することを通して、生ごみとは、どんなごみであり、どうして出てくるのかということを理解する。
【準備】
・ワークシート
・グラフ用紙
【実施上の注意】
●学校内や市町村のごみ調べを行うときには、関係者にあらかじめ連絡をとり、子どもたちの調査への協力を依頼しておく。
●家庭における実践については、活動内容を保護者に周知し、実践への協力と支援をお願いしておく。
【方法】
[1]地元の市町村が収集している一般廃棄物の種類やそれぞれのごみの量についてたずねてみる。
●調査実施の前年の1年間の収集ごみに関する月別統計について資料を請求する。
<調査項目>
・ごみは、どのように分類されているのか。
・生ごみとして分類されているごみの量は、どれくらいか。
[2]調査結果をまとめて分析する。
●調査を実施する前年の1年間の収集ごみと生ごみの量、収集ごみに対する生ごみの割合を月別に示したグラフを作成する。
●作成したグラフについて、生ごみの量の月別推移を調べ、どのような特徴があるかを明らかにする。また、その理由についても考えてみる。
●1年間を平均し、収集ごみ全体に対する生ごみの割合を把握する。
[3]学校から出てくる生ごみの量やその発生源について調べる。
[4]子どもたちの家庭で出る生ごみの量やその発生源を調べる。
[5]上記(1)~(4)の活動の結果をまとめ、報告会を開く。報告会では、調査結果を報告するだけではなく、次の点に絞って、話し合い、まとめる。
・生ごみとは、どんなごみなのか。
・生ごみは、どこから、どうして出てくるのか。
・生ごみは、どこから、どれくらい出てくるのか。