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徳島の環境 | 徳島県

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アクティビティの説明・水環境プログラム2(1)

カモフラージュ・水環境プログラム2(1)

ゲ遊
小学校3・4年生理科

【内容】
自然の中にある人工物を探し出すゲームを織りまぜながら、清掃活動を行う。
※「ネイチャーゲーム」の「カモフラージュ」を環境学習のスタートに活用するものです。
出典:学校で役立つネイチャーゲーム20選(明治図書)


【ねらい】
海岸や河川敷清掃をするとき、子どもたちに環境保全に対するしっかりとした考え方が育っていなければ、「なぜ」「どうして」「めんどう」という気持ちしか持たない。
ここでは、ゲームを通じて、自然などに対する注意深い観察力を養うとともに、身近な自然への関心を高める。さらに、海岸の清掃活動を通し、環境保全の大切さを理解する。


【準備】

・ロープ

・隠す品物10~20個(ハサミ、クリップ、しゃもじ、スプーン、ブラシなどの人工物)


【実施上の注意】

●事前にフィールドの安全を確認し、注意を喚起する。

●じっくり調べたい子どもたちにも、配慮した言葉かけを行う。

●待ち時間が長くならない工夫をする。


【方法】
[1]事前にコースを決めてロープを置き、隠す品物(人工物)をセットする。
●清掃活動を実施する海岸近くで行う。
<例>
・自然に生えている雑草や低木があるところ
・低い植え込みや生垣
・公園など
●タバコの吸い殻などの小さなゴミを取り除いておく。
●最大一組15人ぐらいを目途に、人数によっては数カ所のフィールドを使う。

[2]参加者をコースの手前に案内する。
●ロープの向こうに、自然の中にはない人工物が置いてあるので探す。
●ロープに沿って、いくつあるか数え、ゴールしたら、その数を指導者に言う。見つけた
数が不足している場合は、スタートに戻ってもう一度トライする。

はだいたいの目安を教える。

2.正解者が何人か出たところで、終了する。(通常2~4回ぐらい。)

[4]最後にみんなで1つずつ見つけて行き、見つけにくかったものや、周り回りと見分けが
つきにくかったものについてのわかちあいを行う。

[5]清掃活動や、海岸清掃などの主活動を行う。

[6]わかちあいを行い、気づいたことについて話し合う。