調外
【内容】
岩場において、夏期にイボニシ、シマレイシなどの肉食性貝類が、固着性貝類を食べているところを観察し、冬期には産み付けられた卵塊を観察する。
【ねらい】
イボニシやシマレイシは、フジツボやカキ、カメノテに穴を開け、捕食している。こうした肉食性貝類の摂餌の観察などを通じ、食物連鎖を実感する。
【実施上の注意】
●摂餌観察は、活動期の5~11月が行いやすい。
●産卵は、冬期にみられる。
【方法】
[1]岩場で、肉食性貝類を探し、餌を食べているところを観察し、餌と貝との大きさの関係を調べる。
・スケッチ、写真撮影も行う。
[2]同様に産み付けられた黄色の卵塊を探し、どのくらいの数がどこに産み付けられていたのか記録し、写真撮影する。