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徳島の環境 | 徳島県

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アクティビティの説明・生きものプログラム6(4)

どれだけ乾燥に耐えられるかな? 生きものプログラム6(4)

調外

【内容】

帯状構造で異なる場所にいる生き物、垂直的に分布域が異なっている貝を、タマキビ、カサガイなど数種類採集し、海水がなくてもどれだけ生存するか「乾燥耐性」実験を行う。


【ねらい】

潮間帯上部にいるタマキビ類は、長期間海水がなくても生存する。一方、下部にいる貝類(スガイ、イシダタミなど)は海水が無いと数日で死亡することから、乾燥耐性と垂直分布域の関連に気づく。


【準備】

・海水

・貝

・ピンセット など


【実施上の注意】

●生存を確認する日数は適宜調整する。

●死んだ貝は丁重に埋葬する。

●夏場は高温で弱りやすいので、採集時にはクーラーを持参する。


【方法】

[1] タマキビ、カサガイ、イシダタミ、スガイなどを傷つけずに採集する。

[2] それぞれ数個体を用意し、海水を与えず、シャーレに放置する。

[3] 3日おきに生存状況を確認する。

・確認方法は、海水中に入れたとき、はい出してきたものを生存とする。

・動かないものはピンセットでつついて確認する。