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徳島の環境 | 徳島県

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アクティビティの説明・生きものプログラム6(3)

生きものの帯状構造を測ろう 生きものプログラム6(3)

調外

【内容】

生き物の分布は物理環境により大きく変化することから、特にその変化があきらかな岩場で海面からの高さ「地盤高」と、これにより生き物がゾーン状に分布している様子「帯状構造」の様子を観察する。


【ねらい】

潮間帯における帯状構造を計測し、生き物の分布と物理環境(地盤高のほか、波浪、日射などの要素)の対応を考える。


【準備】

・巻き尺

・折れ尺

・メモ など


【実施上の注意】

●岩場でなくても、港湾などの垂直な岸壁でも帯状構造が観察できる。

(アプローチさえ確保できれば港湾の方が、観察はおすすめ)


【方法】

[1] 岩場を歩き、波浪の強さ(岬や入り江など)や日射(日向、日陰)を変えた調査地点をいくつか選ぶ。

[2] 各調査地点で目立つ固着性の生き物、例えばフジツボ、カメノテ、カキ、海藻などがどのように分布しているか観察する。

[3] 生き物の分布範囲の上限と下限を折れ尺で計測し、海面からの高さを測る。

[4] 日射、波浪などの要素も加味し、生き物の帯状構造と物理環境との関連を考える。