調外
小学校3年生理科
【内容】
散策した林の中に、カブトムシやクワガタムシが集まる木(クヌギ)があるかどうか探し、これに集まる昆虫を観察する。
※ 7月中旬以降~8月中旬までの間に実施。
【ねらい】
クヌギの樹液に集まる昆虫観察を通じ、樹液をとおした生きもののつながりを知る。
【準備】
・散策中に収集した葉っぱの標本。
・昆虫図鑑、植物図鑑。
・場合によってはバナナや砂糖液。
【実施上の注意】
●山道では足元に気をつける。
●少人数ずつで行動する。
●ヘビ(特にマムシ)、スズメバチ、ヤマウルシ、ハゼノキ等に注意。
●植物や昆虫に詳しい専門家の協力を得られるとよい。
【方法】
[1] 図鑑等を使って、カブトムシやクワガタムシが集まる樹木を調べる。
[2] 作成した葉っぱ標本の中に、該当する樹木(クヌギ)の葉っぱがあるかどうかを確認する。
[3] クヌギがある場合は、どこにあったかを思い出し、観察に出かける。
[4-1] 昆虫が集まっている場合は、どのような部位に、どのような昆虫が集まっているかを観察し、記録する。
・昆虫は何を食べているのだろう。
・樹液はどんなふうに出ているのだろう。
・樹液はどんな匂い?
[4-2] 昆虫がいない場合は、どのようにしたら集められるかを考える。
・バナナや砂糖液を幹につけることで代用する。