調内
小学校5年生家庭科、小学校6年生理科
【内容】
子どもたちやその家族が乗り物利用によって排出しているCO2について、乗り物別の排出割合をグラフに表す。さらに、クラスの子どもたち全員とその家族の排出量を集計してグラフに表すことによって、その地域全体の交通に関わるCO2排出の状況を把握することができる。
【ねらい】
子どもたち自身やその家族、さらには地域の人々がどのような乗り物の利用によってCO2を排出しているか実態を把握するとともに、その排出量を削減する方法を考える力を養う。
【準備】
・集計表または表計算ソフト
【実施上の注意】
●一人一人のデータには非常に大きなばらつきがあるが、多くのデータを集めると全体像を推察できるデータとなる。
●データ集計を正確に実施できるよう、指導者が配慮する必要がある。
【方法】
[1] ワークシート2の数値を用いて、子どもたち自身やその家族のCO2排出量を乗り物別にグラフ化し、CO2排出量の多い乗り物を把握する。
[2] 学校の子どもたち全員とその家族全てのCO2排出量を集計し、乗り物別にグラフ化することにより、その地域全体の交通に関わるCO2排出の状況を把握する。
[3] 乗り物を利用する場合に、地球温暖化への影響を少なくするためにどのような工夫が出来るか意見を出し合う。