体験
小学校5年生家庭科、小学校6年生理科
【内容】
ソーラークッカーを使用して、ゆでたまご、目玉焼き、焼きいも、ピザなどを作り、試食する。
【ねらい】
太陽熱利用については、日本では(ここ徳島県でも)太陽光利用ほど注目を集めていないが、気をつけてみると、太陽熱温水装置を設置している家も見かける。ドイツでは、屋根に太陽熱温水装置を取り付けている学校が比較的多くあり、最近では、日本でもソーラークッカーが教材としてよく取上げられている。
ここでは、晴天の日にじわじわとご飯が炊けたり、ピザが焼けたりする様子を友達と共に見て、味わった体験を通じ、太陽エネルギーを実感する。
【準備】
・ソーラークッカー(なるべく直径の大きいもの)
・黒色のなべ、ケトルなど
・空き缶を黒くぬったもの
・卵やいもなどの食材
・温度計
【実施上の注意】
●9月~10月が晴天の日が多く望ましい。
●必ず、晴天の日に行う。
●前もって予備実験を行う。
●太陽の移動によって、焦点が変わり、別の物を燃やしてしまうなどの危険がある。使用後は袋などで覆う。
【方法】
[1] ソーラークッカーを借りる。(買うと実用性のあるものは約3万円以上。)
[2] 指導者が予備実験を行う。
[3] 子どもたちが実際に調理を行う。
※ソーラークッカーは「とくしま環境科学機構(徳島県環境首都課内tel 088-621-2209)」から貸し出ししている。
実践をされた学校・団体は是非、写真やワークシート等のご情報をお寄せください。