調内
小学校4・5年生理科
【内容】
気温や降水量、花の開花や紅葉の時期などを調べ、昔(例えば、10年、20年、30年、50年前など)と比較する。
※ 学校での観測・調査のほか、徳島地方気象台や気象庁のデータを調べる。特に、気温については、地球の平均的な状況も調べる。
【ねらい】
気温や降水量、花の開花や紅葉の時期などを調べ、過去と比較することで、気候、特に、気温が変化していることに気づく。
【方法】
[1] クラス全員で、「最近、気候が変わっている」と言われていることについて、話し合う。
●気候が変わっているって、どういうことなんだろう。身近で気づいたことや、テレビ・新聞で知ったことは何かな。
「この頃、冬暖かい」
「夏が暑くて長い(秋も夏みたい)」
「降るときは、どしゃぶりの雨が多い」
「台風が多い」
「ときに、とても強い風が吹く」
「サクラの花が早く開く」
「カエデが赤くなるのが遅い」
「ツバメをはじめて見る、セミの鳴き声をはじめて聞く、のが早くなっている」
(昔はどうだったかを家族や地域の高齢者に聞くとよい。)
[2] 変化している「現象」を4~5に絞り、各現象について、グループに分かれ、それぞれ一つ調べる。
●気温・降水量、開花日・紅葉日、初見日・初鳴日など
1.学校で継続して、観測している場合は、そのデータをまとめる。
(できれば、自分たちの観測結果もまとめる。)
2.徳島地方気象台のデータを調べる。
3.気象庁のデータを調べる。【全国、地球平均気温】
《データ取りまとめ例》
○現象
気温:
年間平均値
「6~9月」や「12~3月」の月間平均値、月間最高値
真夏日・熱帯夜の日数など
降水量:
年間降水量
大雨(1時間降水量50mm以上)の出現日数
開花日:
サクラ(ソメイヨシノ)、ウメなどが数輪以上開いた日
紅葉日:
イロハカエデ、イチョウについて、大部分が紅(黄)色系統に変わり、緑色系統の色がほとんど認められなくなった日
初見日・初鳴日:
ツバメをはじめて見た日、アブラゼミの鳴き声をはじめて聞 いた日
○期間
ここ数年
1990年代、1980年代、1970年代など
[3]それぞれのグループから調査結果を発表し、話し合う。
「年によって、高かったり、低かったりするね」
「自然のできごとは、人工と違ってばらばらだね」
「でも、長い期間でみると、傾向がわかるよ」
「やっぱり、暖かくなっているんだね」