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食品中の放射性物質検査結果について

徳島県では,食品の安全性の確保を目的として,食品専用の放射性物質検査機器を導入し,県内に流通する食品について放射性物質のモニタリング検査を実施しています。

検査対象

県内に流通する食品

(野菜類,乳,水産物,肉及びこれらを原材料とした加工食品)

検体採取

対象食品を県内量販店,卸売市場等において,食品衛生広域監視機動班が採取

検査結果

<検査結果(H23年度)>

<検査結果(H24年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(H25年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(H26年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(H27年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(H28年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(H29年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(H30年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(R元年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(R2年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(R3年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

<検査結果(R4年度)>※検体番号はH23年度からの累計です。

※測定結果について,「検出せず」とあるものは,放射性物質が検出されなかったことを示しており,参考として検出下限値を併記しています。

(検出下限値とは「検査機器によって検出することができる最小の濃度」で,測定条件(時間等),測定試料(重量・密度・容積・共存する放射性核種)の影響を受けるため,1測定ごとに異なります。)

検査方法

検査機関

  徳島県食肉衛生検査所

検査機器

  ゲルマニウム半導体検出器

  (放射性セシウム,放射性ヨウ素の濃度を測定する機器。食品中の放射性物質を,詳しく分析することができる。)

検査の流れ

食品衛生広域監視機動班が検体を採取し,徳島県食肉衛生検査所へ搬入

前処理を行い,測定容器に詰める

測定,データの解析


食品中の放射性物質の規格基準の設定について

平成24年4月から,放射性セシウムに規格基準が設定されています。詳しくは次のファイルをご覧ください。

基準値以下の数値が検出された場合の食品の安全性について

東北地方を中心に多くの食品の放射性物質の検査結果が公表されており,過去にも一部の食品で微量でありますが,「放射性セシウム」が検出されました。

「食品から検出される放射能がゼロにならなければ安心して食べられない。」このような意見をよく聞きます。

しかしながら,今回の原子力発電所の事故の以前から,成人男子では体内に6000ベクレル程度の放射性物質を保有し,そのほとんどが食品を通じて体内に取り入れたもので,多くが「放射性カリウム」です。

たとえばほうれん草では,200ベクレル/kg(※)程度の放射性カリウムが存在し,私たちは普段から天然の放射性物質によって内部被ばくを受けています。

食品の放射性物質の基準値(放射性セシウムなど)については,より安全側に配慮されたものであり,たとえば,基準値以下の放射性セシウムが30ベクレル/kg(※)検出されたとしても,数値の大きさを日常の内部被ばく(体内に保有している放射性物質=6000ベクレル/人)と照らし合わせて評価をすれば,冷静に判断又は対応ができ,併せてその食品の安全性が理解されると考えます。

※人体への影響を示す数値(単位はミリシーベルト)で評価した場合

放射性カリウムが200ベクレル/kg含まれた食品を200g食べた場合:0.000248ミリシーベルト

放射性セシウムが30ベクレル/kg含まれた食品を200g食べた場合:0.000192ミリシーベルト

 

参考

 厚生労働省ホームページ食品中の放射性物質への対応(外部サイト)

 原子力規制委員会ホームページ放射線モニタリング情報(外部サイト)