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特殊詐欺の被害状況(令和8年1月1日~9月30日時点)

特殊詐欺の被害状況(令和8年1月1日~9月30日時点)について

令和8年1月1日~9月30日時点の県内の特殊詐欺の被害状況等について情報提供いたします。

【令和8年1月1日~9月30日時点の被害状況】※ 県警本部調べ

○合計 ※括弧内は、前年同期実績(前年比ではない)

  • 認知件数
    134件(145件)
  • 被害額
    10億6,446万円 (11
    億1,437万円)

○内訳 ※括弧内は前年同期比較

特殊詐欺の認知件数及び被害額の内訳

令和8年9月30日時点の県内の特殊詐欺の被害事例について

<事例:板野郡在住の50歳代男性>【ニセ警察詐欺】<被害額 現金100万円>
令和8年8月28日、携帯電話に「+」から始まる電話番号で福岡空港の職員を名乗る男Aから電話があり、「あなたの郵送した荷物の中に現金とキャッシュカードが入っていた。犯罪かもしれないので、福岡県警の警察官に代わる。」と言われ、福岡県警捜査二課の警察官を名乗る男Bと代わった。Bから「あなたにマネーロンダリングの容疑がかかっており、捜査中である。数十人が被害届を出している。」と言われ、SNSアプリ「シグナル」のメッセージ機能を使いやりとりをするようになった。9月中旬、福岡地方検察庁の検事を名乗る男Cからもシグナルでメッセージがあり「あなたを信じて在宅捜査とする。在宅捜査とするためには、300万円の保証金が必要である。」と言われた。お金がなく用意できないと伝えたところ、Cから「200万円は保証協会が補填するので、100万円を準備して。捜査が終われば返金する。」と言われた。9月下旬、指定口座に2回にわたり現金100万円を振り込んだ。その後連絡が取れなくなり警察に相談したところ、詐欺被害に遭っていることに気がついたもの。

<事例:徳島市在住の70歳代男性>【SNS型投資詐欺】<被害額 暗号資産等 時価約655万円相当>
令和8年7月1日、突然「投資の学びと成長」というLINEグループに招待され参加すると、グループ内のAを名乗る者から「複利投資計画に参加するならこのアカウントを追加してほしい。」とURLが送られてきた。投資に興味があった被害者はURLからBという氏名のアカウントを追加した。その後LINEグループでAから「絶対に儲かる株がある。」と投資に勧誘されたことから、行うこととした。そしてBの指示どおり取引口座を開設し、暗号資産取引所のアプリCをインストールした後、Bの指示どおりに、Cにおいて、7月中旬から9月初旬にかけて7回にわたり、時価約655万円相当の暗号資産(コインチェックとビットコイン)を購入するなどし、指定されたコインアドレスなどに送金した。その後、やりとりを知った家族が税理士等に相談したところ、詐欺被害に遭っていることに気がついたもの。

<事例:徳島県内在住の60歳代男性>【SNS型ロマンス詐欺】<被害額 現金 約337万円>
令和8年4月ころ、突然LINEでAを名乗る女性から「お話しませんか。」とメッセージがあり、やりとりをするようになった。一日数回お互いの生活や容姿の写真などについてやりとりし、次第にAに好意を寄せ信頼するようになった。8月初旬、Aから「中国にある田黄石という骨とう品を売買して稼いでいる。あなたも商売をやらないか。」と言われ行うことにしたら、Bという女を紹介された。BとLINEでやりとりするようになり、Bから「田黄石の印鑑を1個40万円で販売している。」と言われ、指定口座に購入代金を振り込んだ。購入した印鑑は届かないままであったが、その後もBから「オークションに参加する入札保証金が必要。」「売買した骨とう品に対する所得税が必要。」などと言われたので、指定口座に現金を振り込むなどして、8月初旬から下旬にかけて4回にわたり約337万円を振り込んだ。数日後、警察等から「詐欺の被害に遭ってないか。」との問い合わせを受け、詐欺被害に遭っていることに気がついたもの。 

【特殊詐欺に注意!】

特殊詐欺の被害が増加し、本年9月末までの9ヶ月間で県内被害総額は10億円を超える極めて深刻な状況にあります。
このため、県では、県警や市町村、関係機関・団体と連携し、「特殊詐欺被害防止」に向けて、県民総ぐるみで詐欺被害の撲滅に向けた取組を実施しています。

【県民の方への呼びかけ】

◇特殊詐欺の犯人は、約8割が固定電話や携帯電話などで被害者に接触を始めていることから、被害を防止するためには、詐欺電話を遮断する電話対策が効果的であり、現在、県警察では、固定電話については、「不審電話撃退装置の設置」、携帯電話については、「警察庁推奨アプリ」の利用を呼び掛けています。

◇本年3月から警察庁が推奨する「特殊詐欺対策アプリ」を無料でインストールすることが可能となっています。詐欺電話に悪用されている国際電話番号や詐欺に使用された電話番号をブロックすることができます。今すぐインストールをお願いいたします。インストール方法が分からない場合は、警察に連絡をいただければ、インストール方法等の支援をしていますので、最寄りの警察署にご連絡ください。

◇本年4月から、不審電話撃退装置を無償で配布・設置を行っています。警察官が直接自宅を訪問し、撃退装置を設置するとともに、詐欺電話に悪用されている国際電話をブロックする手続きや特殊詐欺対策アプリのインストールのサポートも同時に実施しています。数に限りがありますので、設置を希望される方は、お早めに最寄りの警察署にご連絡ください。

◇警察官を名乗る者から電話で捜査対象となっていると言われた場合は詐欺です。一旦電話を切って警察相談専用電話(♯9110)に相談してください。警察や検察が、逮捕を免れることを理由に預金残高の確認や金銭の振込・出金を指示することは絶対にありません。

◇警察官がLINEなどの通話アプリを使用して事情聴取することはありませんし、「警察手帳」や「逮捕状」の画像などを示すことも絶対にありません。電話等で「逮捕」というキーワードが出れば詐欺です。

◇SNSから始まる投資話による詐欺被害が急増しています。相手はニセのアプリを使って利益が出ているように見せかけ、初期に少額の利益を出金できる場合がありますがこれは信用させるための手口です。SNSで儲かる話は詐欺です。実際に投資を行っていたり、知識のある方も被害に遭っています。ひとりで判断せず、警察に相談してください。

◇SNSやマッチングアプリで知り合った相手がすぐにLINEなどの通話アプリでのやり取りを希望し、投資金や出金手数料名目でお金をだまし取る手口が複数発生しています。直接会ったことのない相手からのお金の話は詐欺を疑ってください。

◇徳島安全安心アプリ「スマートポリス」で、特殊詐欺等の発生状況や最新の手口等をタイムリーに情報発信しています。スマートポリスをダウンロードして詐欺情報を確認し、被害防止に役立ててください。

○スマートフォンのアプリ「LINE」を悪用した詐欺被害が多発しています!心当たりのないグループに突然追加され、「儲かる」うまい話を持ちかけられても、詐欺を疑ってください!
また、LINEの友達自動追加機能はオフにしてください!
LINEの設定変更方法は?コチラ

○詐欺犯は電話を受けた人の冷静さを失わせてから犯行に及びます。「留守番電話」を嫌うため、在宅中でも「留守番電話」に設定しておくということも被害防止の一手です。怪しい電話があったときは、お住まいの消費生活センターにご相談ください(消費者ホットライン188)。また、万一、被害に遭った場合は、最寄りの警察署に届け出てください。

(参考)令和7年の県内の特殊詐欺の被害状況等について

用語解説

  1. ニセ警察詐欺
    • 警察官等をかたり、捜査(優先調査)名目で現金等をだまし取る詐欺
  2. オレオレ詐欺
    • 親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目にだまし取る(脅し取る)詐欺
  3. 預貯金詐欺
    • 親族、警察官、銀行協会職員等を装い、「新しいキャッシュカードへの交換手続が必要」などの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  4. 架空料金請求詐欺
    • 未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  5. 還付金詐欺
    • 税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法な利益を得る詐欺
  6. 融資保証金詐欺
    • 実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  7. 金融商品詐欺
    • 架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  8. ギャンブル詐欺
    • 不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」等と掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信する等し、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  9. 交際あっせん詐欺
    • 不特定多数の者が購入する雑誌に「女性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「女性紹介」等を記載したメールを送付するなどし、これに応じて女性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  10. その他上記に該当しない詐欺
  11. キャッシュカード詐欺盗
    • 警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」等の名目により、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見るなどし、同キャッシュカード等を窃取する詐欺
  12. SNS型投資詐欺
    • 犯人が、主としてSNSその他の非対面での欺罔(ぎもう)行為により投資を勧め、投資名目で金銭等をだまし取る詐欺
  13. SNS型ロマンス詐欺
    • 犯人が、SNSその他の非対面での連絡手段を用いて被害者と複数回やり取りすることで恋愛感情や親近感を抱かせ、金銭等をだまし取る詐欺

関連リンク