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特殊詐欺の被害状況(令和8年1月1日~3月31日時点)について

令和8年1月1日~3月31日時点の県内の特殊詐欺の被害状況等について情報提供いたします。

【令和8年1月1日~3月31日時点の被害状況】※ 県警本部調べ

○合計 ※括弧内は、前年同期実績(前年比ではない)

  • 認知件数
    特殊詐欺55件(35件)
  • 被害額
    特殊詐欺5億1,082万円 (1億2,665万円)

○内訳 ※括弧内は前年同期比較

  • (1)ニセ警察詐欺15件(+7件) 2億3,393万円(+2億2,632万円)
令和8年3月31日時点の県内の特殊詐欺の被害事例について

<事例:徳島県在住の高齢女性>【ニセ警察詐欺】<被害額現金約1,400万円>
令和8年1月5日、被害者の携帯電話にNTTを名乗った男Aから電話がかかり、「このままでは携帯電話が使えなくなる。番号1を押して」と言われ、1を押した。すると東京中央検察庁を名乗る男Bが出て、「あなたの口座に400万円が振り込まれている。銀行には暴力団とつるんでいる部署があり、暴力団に口座名義人の名簿を渡している。あなたには容疑者として逮捕状が出ている。」などと言われた。その後もBから連絡があり、捜査を担当する検事を名乗る男Cを紹介されたり、Bから「お金の紙幣番号を確認して無実を証明する必要があるので、1か月のうちにお金を全部出しなさい。」と指示された。被害者は相手が本物の検察官であり、犯人として疑われていると信用し、毎日のように被害者名義の複数の口座から50万円位を引き出して自宅で保管していた。1月下旬にCから「担当者があなたの自宅にお金を取りにいくので、紙袋に入れて玄関先に置いておくように」と指示され、現金約900万円を玄関に置いたところ、いつの間にか現金がなくなっていた。2月下旬にも同じようにCから指示があり、現金約500万円を玄関に置いたところ、いつの間にか現金がなくなっていた。Cから「7日後に、お金はすべて返す」と言われていたが返金されず、BやCと連絡が取れなくなり、詐欺被害に遭っていることに気がついたもの。

<事例:徳島県内在住の70歳代女性>【架空料金請求詐欺】<被害額現金100万円>
令和8年3月14日、被害者の携帯電話に「+」ではじまる番号から着信があり出てみると、個人情報センターの職員を名乗る男Aから「Bという会社の未払いが1年間で100万円あり、払わないと訴えられる。手数料50万円を支払えば精算できる。」などと言われ、信用してしまい、Aが指定する銀行口座に50万円を振り込んだ。その後、Aから引き継ぎを受けた国際セキュリティのCを名乗る男から「050」ではじまる番号から電話があり、「未納料金の調査を進めていると、顧客98人の携帯にウイルスが感染し、損害賠償が発生している。精算するので手数料50万円を払ってくれ。」などと言われたので、Cが指定する銀行口座に現金50万円を振り込んだ 。その後もさらに金銭を要求されたので、不審に思い警察に相談したところ、詐欺被害に遭っていることに気がついたもの。

<事例:徳島県内在住の50歳代男性>【SNS型投資詐欺】
<被害額現金等約5,401万円(現金100万円、暗号資産時価約5,301万円)>

令和8年1月11日ころ、被害者のフェイスブックのアカウントに経済アナリストとして有名なAという人物の投資に関する広告が流れてきた。その広告からAのLINEアカウントを登録したところ、Aから「優良株を紹介するので、アシスタントBのアカウントを登録するように」などと言われた。登録すると「幸せを分かち合う会」というLINEグループに招待され、Aが投資に関する専門的な知識を送ってきたり、グループのメンバーが実際に利益を出している写真を送ってきたため、Aを深く信用した。すると、Aから「機関口座を作成すれば、もっと利益がでる」などと言われ、Bに機関口座を申し込んだ。Bの指示で「Persona Max」というアプリをダウンロードし、「このアプリに表示された銀行口座に入金すれば、株式投資を始めることができる」などと言われたため、現金100万円を送金したうえ、暗号資産取引所Cから暗号資産を購入し、9回に渡り合計5,301万円相当を送金した。その後、「Persona Max」をインターネットで調べたところ詐欺被害に遭っていることに気がついたもの。

特殊詐欺に注意!

特殊詐欺の被害が増加し、本年3月末までの3ヶ月間で県内被害総額は約5億円を超える極めて深刻な状況にあります。
このため、県では、県警や市町村、関係機関・団体と連携し、「特殊詐欺被害防止」に向けて、県民総ぐるみで詐欺被害の撲滅に向けた取組を実施しています。

県民の方への呼びかけ

◇携帯電話に特殊詐欺の犯人から電話が架電されるケースが急増しています。犯人からの電話を直接受けないためには、犯人が使う国際電話番号などをアプリでブロックする対策が有効です。3月4日から警察庁が推奨する「特殊詐欺対策アプリ」を無料でインストールすることが可能となっています。携帯電話の特殊詐欺対策として、今すぐインストールをお願いいたします。
固定電話の場合は、国際電話不取扱受付センターに利用休止の申込みをすれば、国際電話の発着信を無償で休止できます。各警察署に連絡すれば簡単に申込みが可能となっています。

◇警察官を名乗る者から電話で捜査対象となっていると言われた場合は詐欺です。一旦電話を切って警察相談専用電話(♯9110)に相談してください。警察や検察が、逮捕を免れることを理由に預金残高の確認や金銭の振込・出金を指示することは絶対にありません

◇警察官がLINEなどの通話アプリを使用して事情聴取することはありませんし、「警察手帳」や「逮捕状」の画像などを示すことも絶対にありません。電話等で「逮捕」というキーワードが出れば詐欺です。

◇SNSから始まる投資話による詐欺被害が急増しています。相手はニセのアプリを使って利益が出ているように見せかけ、初期に少額の利益を出金できる場合がありますがこれは信用させるための手口です。SNSで儲かる話は詐欺です。実際に投資を行っていたり、知識のある方も被害に遭っています。ひとりで判断せず、警察に相談してください。

◇SNSやマッチングアプリで知り合った相手がすぐにLINEなどの通話アプリでのやり取りを希望し、投資金や出金手数料名目でお金をだまし取る手口が複数発生しています。直接会ったことのない相手からのお金の話は詐欺を疑ってください。

徳島安全安心アプリ「スマートポリス」で、特殊詐欺等の発生状況や最新の手口等をタイムリーに情報発信しています。スマートポリスをダウンロードして詐欺情報を確認し、被害防止に役立ててください。

○スマートフォンのアプリ「LINE」を悪用した詐欺被害が多発しています!心当たりのないグループに突然追加され、「儲かる」うまい話を持ちかけられても、詐欺を疑ってください!
また、LINEの友達自動追加機能はオフにしてください!

LINEの設定変更方法は?コチラ

詐欺犯は電話を受けた人の冷静さを失わせてから犯行に及びます。「留守番電話」を嫌うため、在宅中でも「留守番電話」に設定しておくということも被害防止の一手です。怪しい電話があったときは、お住まいの消費生活センターにご相談ください(消費者ホットライン188)また、万一、被害に遭った場合は、最寄りの警察署に届け出てください。
 

(参考)令和7年の県内の特殊詐欺の被害状況等について

【用語解説】

  1. ニセ警察詐欺
    • 警察官等をかたり、捜査(優先調査)名目で現金等をだまし取る詐欺
  2. オレオレ詐欺
    • 親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目にだまし取る(脅し取る)詐欺
  3. 預貯金詐欺
    • 親族、警察官、銀行協会職員等を装い、「新しいキャッシュカードへの交換手続が必要」などの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  4. 架空料金請求詐欺
    • 未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  5. 還付金詐欺
    • 税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法な利益を得る詐欺
  6. 融資保証金詐欺
    • 実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  7. 金融商品詐欺
    • 架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  8. ギャンブル詐欺
    • 不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」等と掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信する等し、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  9. 交際あっせん詐欺
    • 不特定多数の者が購入する雑誌に「女性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「女性紹介」等を記載したメールを送付するなどし、これに応じて女性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺
  10. その他上記に該当しない詐欺
  11. キャッシュカード詐欺盗
    • 警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている」等の名目により、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見るなどし、同キャッシュカード等を窃取する詐欺
  12. SNS型投資詐欺
    • 投資すれば利益が出ると思わせて投資アプリ・サイトなどに誘導し、アプリ等の画面上では嘘の利益を表示させ勘違いをさせることにより、偽の投資を継続させながら、さらなる利益のため増資を募ったり、出金手数料名目などで金銭等をだまし取る詐欺
  13. SNS型ロマンス詐欺
    • SNSのメッセージ機能を通じて、メッセージをやり取りする等して、恋愛感情や親近感を持たせた上で、投資詐欺と同様に投資金名目や利益の出金手数料名目で金銭等をだまし取る、又は交際を続けることを前提に様々な名目で金銭等をだまし取る詐欺

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