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徳島県道路啓開計画の見直しについて

「助かる命を助ける!」

 今後発生が懸念されている南海トラフ地震等の大規模災害時には、救助・救援・救出活動を迅速かつ効率的に行うため、道路上のガレキ処理等を行い、緊急通行車両の通行を確保する「道路啓開」の実施が重要となります。

このため、平成29年3月21日に「徳島県道路啓開計画」を策定しました。

徳島県道路啓開計画策定等協議会

徳島県は国土交通省と連携して平成28年10月7日に「徳島県道路啓開計画策定等協議会」を発足し、南海トラフ地震発生後の道路啓開計画の策定に向け取り組んで参りました。

令和3年度協議会令和4年3月22日(計画見直し)

令和2年度協議会令和2年11月6日(計画見直し)

令和元年度協議会令和元年12月20日(計画見直し)

第3回協議会平成29年3月21日(計画策定)

第2回協議会平成28年12月6日

第1回協議会平成28年10月7日(協議会発足)

徳島県道路啓開計画~南海トラフ地震対策編~の概要

協議会で策定した道路啓開計画の主な内容は次のとおりです。

1)対象とする地震規模

 南海トラフ地震発生時に、徳島県内で「震度6弱以上」の地震、または「大津波警報」が発表された場合

2)対象とする道路

 ・地域防災計画に基づく緊急輸送道路(1次から3次)及び緊急輸送道路を補完する道路

 ・災害拠点病院、警察、消防、役場等の防災活動拠点と接続する重要施設アクセス道路(令和2年11月改定)

 (参照)

 ・徳島県地域防災計画

 本編共通対策編第2章災害予防第3節緊急輸送体制の整備

 資料編第10交通に関する資料

3)優先するルート

 対象路線のうち、「四国広域道路啓開計画」で定める「進出ルート」を優先的に行う

 ・「進出ルート1」徳島~阿南(出発拠点:あすたむらんど徳島~集合拠点:南部健康運動公園)

 ・「進出ルート6」阿南~室戸(集合拠点:南部健康運動公園~高知県境:国道55号)

 (参照)

 ・四国広域道路啓開計画

4)道路啓開の目標

 ・「進出ルート1」の啓開を概ね24時間

 ・「重要施設アクセス道路」の啓開を概ね24時間

 ・「進出ルート1」及び「重要施設アクセス道路」を除く啓開対象路線の啓開を概ね72時間

5)具体的な作業

 「徳島県道路啓開作業実施手順書」(令和4年3月版)

6)協力依頼

今後取り組むべき課題の検討

協議会では、さまざまな課題があげられました。

今後とも、計画の実効性を高めるため、関係機関が連携・協力し、定期的な訓練を実施するとともに、協議会において、各プロセスにおける課題を解決しながら、計画のスパイラルアップを図ってまいります。

「令和5年度第1回徳島県道路啓開計画策定等協議会」部会(令和6年2月5日(月))

「緊急輸送道路の改定(予定)」を踏まえ、南海トラフ地震による大規模災害を対象とする「徳島県道路啓開計画」の見直しを検討するに当たり、「能登半島地震」における対応状況も勘案した内容とするため、「徳島県道路啓開計画策定等協議会」部会を開催しました。

なお、当部会は、令和6年1月31日に開催された「第2回徳島県危機管理総合調整会議」における「道路啓開ワーキンググループ」を兼ねています。

<議事>

 ・緊急輸送道路指定状況について

 ・徳島県道路啓開計画の見直し方針について

 ・関係機関からの情報提供について